ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ブラックリスト シーズン1 第十四話『マデリーン・プラット』

一番のハイライトは「敵に捕まったリズを助けるためにゲイのお目付け役のフリをするレッド」でしょう。

「大の統の領よ!」

って最高。

今回はマデリーン・プラットという、どうもレッドと昔恋愛関係にあったらしい女性が、あるものを盗んでほしいとレッドに依頼するところから始まります。
どうも彼女との関係はレッドが約束を破ったことにより終わった模様。そしてマデリーンはそのことでとても怒っています。
レッドと付き合えるような女性が怒っている訳ですから、当然彼女の依頼も一筋縄で行くようなものではなく……。レッドは上記のようにオネェなお目付け役に扮してリズを助け出すハメになります。

今回のマデリーンとの会話からすると、先週ファウラーが言っていた「あの日」はやっぱり20数年前にレッドが姿を消した日のことなのかな。

「ガス欠だったんだ。家に帰れるのが嬉しすぎて、家族に会えることに浮かれていて、ガソリンがどれだけ残っているか確認もしなかった。車にはプレゼントの山。私は結局歩いて途方に暮れたよ。周りは車も通らないし、辺りは一面の銀世界だ。私は歩いて帰るほかなかった。遅刻はするわプレゼントは車に残していかなきゃならないわで散々だった。でも、家が近づいてくるにつれ、だんだんこの状況が楽しくなってきたんだ。きっと家族はマヌケなパパを笑ってくれる。これから毎年クリスマスが来るたびに、ドジなパパのエピソードとして家族で笑いながら話すんだろうと。そんな気分で家に着いたら誰もいなくて……家は血の海だった……」

前回のファウラーの発言と、今回後々レッドが「私の弱みを話した」と言っていたことを総合すると、たぶんこの話は本当なんでしょうね。そしてレッドはその時何があったのかをまだ知らない。

しかし、そうなると一個ですね、「じゃああれはどう説明すんの?」ってことがあるんですが、ね。シーズン1の終わりかシーズン2で出てくる話なんですけど。そこんところの辻褄が合わなくなっちゃうんですけど、そこをどうするんだろう……。