ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

【最愛・考察】ブキミッチーこと後藤信介について考える

第7話のラスト、ミッチーが橘さんを殺したみたいな描き方で、単純な私もそうなのかなと思っていたのですが、色んな考察を読んでいて意見を変えました。

以前の記事にも書きましたが、ミッチーはペーパーカンパニーのオフィスを畳んで裏金全部引き出して逃亡って可能性が高いですね。

 

加瀬さんが「こんなことしてどうするつもりですか!」って言ってる「こんなこと」は、裏金全部引き出しちゃったこと。

 

いくらミッチーでもペーパーカンパニー何社も作って登記して裏金作って管理してを一人ではできないと思います。通常業務だって忙しいだろうし。加瀬さんも知ってたと思います。顧問弁護士が幽霊会社の存在を知らないわけないだろうし(登記上真田ウェルネスが運営してる会社なんだし)、当然梓さんだって知らないはずはない。梨央の前の社長が誰だったかは分かりませんが、その人物も知ってるはず。ただ、梨央には知らせないようにしていたと思います。この辺もみんなで梨央を守っている話ではあるんだなぁ。

 

もし加瀬さんがペーパーカンパニーの存在を知らなかった場合、「こんなこと」はペーパーカンパニー作って寄付金詐欺をしていたこととその記事を買収しようとしたこと、でしょうね。編集部からゲラが送られてきてそこには真田ウェルネスの不正が証拠付きでバッチリ書かれていて、音声データのことも書かれてる。で、加瀬さん激おこぷんぷん丸。

 

いずれにせよ、ミッチーは今最大級に追い詰められてます。

 

ミッチーの最愛は真田ホールディングスなのが独白で分かっています。

梓さんの言葉からミッチーが会社のためなら何でもやってきたことが分かってるし。で、真田(というかたぶん梓さん)はミッチーからの愛を搾取してた部分があるんじゃないかな。やたら会社の腹心たちを「家族」と呼んで親密さを強調してはいるけど、結局社長には実の娘を指名したわけだし、しかもその娘には汚れ仕事はさせずにいるし、そうなってくると可愛さ余って憎さ百倍。ブキミッチー、動きます! みたいな感じでなにか会社にダメージを与えることを相打ち覚悟でやりそう。橘さんの無念もミッチーが晴らしてくれるとか、ないかなぁ。