ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

【最愛・考察】朝宮 / 真田梨央について考える

一番分からないというか、読めないキャラです。

本当に何も知らないのか、薬の承認という目的の為に本当は全部知ってて(覚えてて)それを飲み込んでるのか、全く分かりません。

第1話の真田梨央登場シーンの表情はどちらかというと真実を墓場まで持って行くことを決めた顔だと思うんですが……。

 

ということは、おそらくあのシーンは真犯人と言うか、真実を知ってる人からその話を聞かされた直後なのかなと思います。もしも一連の事件が梨央の為に起こったことなら、その真実を知る人はやはりそれを飲み込んで自殺するんじゃないかな。自分さえいなければそのことが外に漏れるとことはないという判断から。もしくはすべての罪を被って自殺。

で、その人がそこまでして守ってくれた創薬事業を絶対に成功させて死を無駄にしないための、自分が全部背負うことを決めた表情があれ。冷静すぎるくらい冷静な表情。梨央があそこまで強い表情になるということは、よっぽど強い気持ちがあるということだと思います。

 

ボールペンの持ち主5人の中に犯人がいるとしてそこまでできそうとなのは梓さんと加瀬さん。

 

どっちかなぁ……。加瀬さんではあってほしくない……というか、この前の私の考察的には梓さんなんだよね。梨央が思い出したら傷つくような記憶を呼び起こさないようにするのが目的。親として梨央を愛してる部分もあるはずだと思うので、そう無理のない話かなと思います。これも昨日の記事に書きましたが娘が性暴力の被害にあったなんて絶対に外に漏らしたくない話だと思うので、そういったことは多分他人に任せようとはしないんじゃないかなぁと思うんです。まぁ、白川郷に梨央を迎えに行ったのは加瀬さんなんだけどさ。

ただ、「その人の死を無駄にしないための表情」だったとすると梨央との関係を考えても加瀬さんの方がしっくり来る気がする。

 

ちなみに昨日の記事で康介を殺したのは梨央なんじゃ……と書きましたが、そのことを梨央は覚えていないので梨央の意識の上では本当に自分は何もしてない、となっていると思います。

 

 

しかしこんなんだとすると大ちゃんとのハッピーエンドなしやん! さすがにこれで白川郷で楽しく生活できたらちょっと怖いよね。