今、個人的に「これはないだろう」と思っていることです。
・大ちゃんが犯人説
単にそういう後味の悪いオチが嫌いなのが一番大きいですけど(笑)。センセーショナルなだけでなんか嫌。でも脚本の丁寧さやその脚本での大ちゃんというキャラクターの描かれ方から、彼が殺人犯ということはないと思います。事件に関しても多少思うところは(思い返してみればそういえば、と思う程度)あるのかもしれないけど基本は何も知らないと思います。
ドラッグパーティーにも参加してない。これは長嶋君の反応からも明白だと思います。
・加瀬さんが犯人説
これも同じくそういうオチが嫌いだから。ただ梨央を守ってくれてるだけだと思います。ただ、加瀬さんはもしかしたら大ちゃんよりかは多くを知ってるかもしれんなと思っています。
・梨央も記憶障害説
さすがにそんなに記憶が無くなる人、会社の社長やってらんないと思う。ヨーグルト放置はそれくらい梨央が動揺していて落ち着きがないという描写だと私は解釈しています。し、梨央まで記憶障害だったらなんでもアリになっちゃう。そういう特殊な設定の人物は1人でよい。
ただ、前も書きましたが一番読めないキャラです。何をどこまで知ってるのか、知らないのか、さっぱり分からない。
・空白の1日
梨央が薬を盛られたのが21日で、目を覚ましたのが23日で試験当日という説です。
これもないと思っています。普通に22日に東京に行ってると思います。
当時の交通手段(北陸新幹線未開通)では城端から始発に乗っても恐らく10時に東京の会場には着けません。一応ソースは下に貼っておきます。金沢~東京間ですが……。富山のものは見つけられませんでした。
ちなみに試験会場がどこかにもよりますが、現代でも10時に東京の会場は中々厳しいです。城端から始発に乗って9時32分に東京駅着。会場が東京駅から徒歩10分とかじゃないと厳しくないですか? もしなんとかたどり着けるにしても、私なら一本でも電車が遅れたり乗り過ごしたらアウトな方法で大事な試験受けに行きません。
この脚本は丁寧に作られていると思うので、この辺の詰めを甘くしておくことはたぶんないと思うんだよな。