ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

【追記アリ】『最愛』第7話 ネタバレ感想と妄想考察?

サントラ発売されました! アマゾン商品ページへのリンクです。

 

各話のネタバレ感想と考察はこちらからどうぞ

第1話~3話

第4話

第5話

第6話

第8話

 

大ちゃん

大ちゃん、左遷された!

 

捜一から所轄って左遷も左遷!

自分が岐阜でのことを上に報告したせいだと後悔する桑田さん。

でも大ちゃんは自分がやりたくてやったことの結果だと後悔はしていない様子。

 

「人を助ける仕事がしたい」

 

は結局

 

「梨央(と優)を助けたい」

 

に収束していったんですね。

左遷されたおかげで(?)梨央とも一緒にごはん食べられたしよかったね。末永く幸せになってほしい……けど、たぶんそうはいかないんだろうな。いや、行ってくれ! 大ちゃんは「誰か」じゃなくて「梨央と優」を守りたいから警察を退職、梨央は薬の承認を見届けてから「私の使命は終わった」ってことで加瀬さんに会社を任せて退任。そんで2人で白川村に帰って白川大学陸上部の寮父と寮母をやったらええんやさ! 優は大学卒業&法科大学院終了まで梨央と大ちゃんのお世話になって、弁護士になって加瀬さんの部下になるんやさ! 

 

 

気を利かせてビール買いに行く優が可愛い。

そして優が弁護士を目指したことで「加瀬さんの憧れの弁護士は達雄さん」説がまた濃厚になりましたね。

 

 

ミッチー

橘さん、死んじゃったよ。第1話に出てきた「連続殺人」がこれで完成しましたね。

えー橘さんが死んじゃうとまた話がよく分からなくなるな。

「後藤さん、おらんくなった」って次回の予告とか今回のデカいスーツケース運んでるミッチーの様子からするとミッチーが直接手を下しちゃった的な感じなのかな。橘さんの記事をつぶすために編集長を買収しようとして失敗してたし。アレはちょっとやり方が浅はかよね。証拠押さえられてる状況であれをやったらクロですと言ってるようなものだから。とにかくミッチーはどんどん追い詰められて行ってますな。

 

そして加瀬さんが「こんなことしてどうするつもりですか!」って詰め寄ったのは何についてなんでしょうか。秘書の児島さんもなんか微妙な表情だし。橘さんを拉致する現場でも目撃したかな?

不動産屋の奥さんが橘さんに喋った「余計なこと」って何だろ? ペーパーカンパニーの登記簿上の住所に関係すること、というか契約にかかわった人物について何か喋っちゃったとかかな。とにかくミッチーが自分のオフィスをめちゃくちゃに荒らすような核心に迫るようなことだよね。

 


ところで今回もミッチーの鼻血出ましたね。どうもキレると鼻血が出る体質のようですね。

ミッチーの鼻血がやたら強調されてるので、第1話で警察に連れていかれる梨央の手についてた血もミッチーの鼻血なんじゃないかとか思っちゃったり。ツイッターでもそんな考察があったな。

真田ウェルネスの不正に関することやらなんやらで追い詰められ責任を取らされそうになったミッチー、今までさんざん会社に尽くして来たのに! とキレて梨央に襲い掛かって鼻血をまき散らすってどうですか。

さすがにミッチーの独断でペーパーカンパニー作ってるとは思えないので、信頼してると言いながらも自分をトカゲのしっぽのように切ろうとした会社(というか梓さん?)にキレて暴れたとか。

第1話冒頭の梨央は手錠をかけられてるわけではないし、表情も冷静だから自分が逮捕されたとか誰か大切な人が傷ついたとかそんなのではないと思うんですよね。そしてそうなってくるとホラ、血を流しそうな人はミッチーしかいないじゃない!

 

以下、追記

 

こちらの方の考察、

mobile.twitter.com

 

苗字に関しては私もそうだろうなぁと思っていたのですが、橘さんの死に関してはこれが一番しっくり来ますね。ミッチーやったんじゃそのまますぎだし。下の橘さんのところに書いてますけど、もしも昭さんの死を見なかったことにしたなら余計にありそう。

 

そして別の方のツイート

mobile.twitter.com

 

ミッチーデカいトランクはこれですね!

 

追記、以上。

 

 

橘さん

橘さんは昭さんの事件にどう関わってるのかな。

事件の夜にアリバイがなく、しかも行きつけのバーの店員に口裏合わせまでしてたとなると何かバレたらマズいことがあるんだろうけど。

個人的にはこれも「見て見ぬふりをした」んじゃないかなと思います。さすがに手を下してはいないと思うんだよな~。真田家の誰かを尾行していて昭さんを殴って池に落とすのを目撃したんだけど助けなかった、とか。普通に昭さんを尾行してたのかなとも思いましたが、それなら梨央や優と会ってることも見てるだろうしそれに言及がないはずはないので、あの場にいたとしても優に落とされた昭さんが這い上がって来てからだと思います。

梨央は「あなたなんですか? あなたが、あの人を」と聞いた後、やり切れないというか悲しそうな顔をしてましたが、橘さんからはどんな返事が返ってきたのかな。

 

橘さんという人は

・2006年に渡辺康介に暴行を受け、告訴した唯一の人間

・新聞記者時代に真田梓の上げ記事を書いていて当時は真田家との関係は良好だった

・新聞記者としても優秀だった

・2017年に会社を退職し、フリーライターに転身

・それ以降なのか? 真田家の闇を追い始める

・真田家のペーパーカンパニーがどうやって資金調達をしているかを突き止める

・ミッチーに詰め寄る

・梨央にも詰め寄ろうとする

・渡辺親子を「死んでも仕方ない」と表現

・ビルから転落して死亡

 

と、結構報われない人生の人です。昔は明るくてよく笑う、明るい色のシュシュをつけてるような人だったんだなぁ。康介さえいなければ死ぬこともなかったのに……。

渡辺康介から受けた暴行と真田家への恨みがどう繋がるのかなぁ。

2006年の性的暴行のときの状況も今回話されましたね。政信が関わってたりするのかなぁと思ってたけど、これは全く関係なさそうですね。……とも言い切れない? 康介が連れ込んだ先に政信もいて2人でされた……とか。でもこれだと「シンプルに考える」からは外れちゃうんだよな。でも「自分はあの日から人生どん底なのに梨央は輝いててそんなの不公平。不公平は許せない」ってだけではそこまで執念を燃やせないよなぁとも思うんですよ。もっと決定的な何かが必要。

橘さんが2017年に会社を辞めた理由、ミッチーが話してくれなかったから分かりませんでしたが、これが重要なんだろうな。たぶん2017年にあったことが原因で真田家の闇を追うようになったんだろうと思うんですが、なんでなんだろ? 梨央が社長に就任したからかと思ってたけどそれは2018年のことだし、政信が先に別会社の社長になったからなのかなとか。

 

 

しかしこうなってくると2006年9月、2021年8月、そして2021年10月か11月、それぞれ違う人間が犯人……なのかな。少なくとも今の描かれ方では橘さんが殺されたのは真田ウェルネスの不正がらみとしか思えないし、昭さんや康介の死と真田ウェルネスの不正は関係ないからなぁ。

 

次回、誰が冒頭の独白を担当するのかな。

物語の回数的にもポスターにいる人全員がするわけではないんだろうけど、政信とか桑田さんとか山尾さんとかの独白もあるんだろうか。個人的には達雄さんと昭さんの独白を聞いてみたい。