ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

『最愛』第4話までの考察まとめ

2006年の事件も2021年の事件も今のところ優が最初の一撃を加えたことになっています。

が、個人的に2006年の事件と2021年の事件はそれぞれとどめを刺した人間がいて、それはそれぞれ別人だと思っています。

でも、共通しているのはどちらも「梨央が最愛の人である」人物がやったであろうということです。そこにそれぞれのキャラクターの「最愛」の為に取った行動が絡んでいき、真実が出来上がっていくんでしょうね。

 

とりあえず主要キャラクターの「最愛」をまとめてみます

 

梨央→優と大ちゃん。なんか二人を救うための行動を取りそうな気がする

大ちゃん→梨央

加瀬さん→梨央

優→梨央

昭さん→息子の渡辺康介

梨央のお父さん→梨央と優

梨央のお母さん→真田ホールディングス

梨央のお兄ちゃん→たぶんお母さん

ミッチー→真田ホールディングスか梨央ママのどっちか……だけどたぶん会社の方

橘さん(みな実さん! 好き!)→まだ不明だけど、恐らく自分の両親や実家の旅館

 

 

まず、多分ですがミッチーと橘さんは殺人には絡んでないと思います。

ミッチーは真田ホールディングスの為に橘さんを利用してるつもりだったんだけど、実は橘さんの本当の目的(=真田一族の裏を暴く)の為に利用されていた。で、橘さんはその目的を達成するために暴走しちゃって事件を引っ掻き回す役割なんじゃないかな。そのせいで誰かが怪我したりもするかもね。

橘さんが真田ホールディングスにこだわってるのは15年前の大学休学と両親の離婚が関係してるんだと思います。たぶん。

 

 

 

2006年

2006年の事件で怪しいのは陸上部のマネージャーか今は富山県警にいる藤井くん(岡山天音)かなぁと思っています。

 

特に藤井くんは怪しい! 前回も書きましたが、岡山天音さんは結構俳優さんとしてのクラスが上の方なので、藤井くんのキャラが今のままの扱いではないだろうというあんまり良くない理由が一点。

もう一点、藤井くんで気になっているのは「なぜ富山県警に就職したのか?」ということです。岐阜の子じゃないの? なんで富山? まぁ確かに白川村からなら岐阜市に行くよりも富山市に行く方が近いし早いんですけどもね! でもついつい「遺体を富山側に埋めたのを知ってるから発見されたときに備えて富山県警に就職したのでは……? そして何かしらの証拠を握りつぶすつもりなのでは……?」とか勘ぐってしまいます。

更に藤井くんはひょっとしたら梨央のことが好きなのでは? と思うような描写があったので、一人だけ飲み会から早く帰ってきて襲われてるっぽい梨央を見て激高したとか、可能性はないではないかなと思います。

 

マネージャーはそんなにめちゃくちゃ怪しいわけではないけど……「私は被害者じゃない」という言葉がな。ちょっと引っかかります。単に被害者が自分の辛さをごまかしてるだけとも取れるんですけど(自分もクスリやってたから仕方ない、みたいな。それと性被害は全く別の話なんだけどもね)、「やり返してやった」と取れなくもない?

 

あと、マネージャーと長嶋(渡辺康介と一緒にクスリやってた部員)が加瀬さんと顔見知りっぽいのがなんでなのか気になります。そこも描かれていくのかな。

 

2021年

2021年の方は優が最初に首を絞めたかどうかもやや怪しいと思っています。と言うのも、あれは撮影者目線のウェブカメラの映像であって、撮影者が本当に優かどうかは分からないからです。

昭さんの首を絞める手に優と同じ傷がありましたが、夜間の映像だしあれくらいなら特殊メイクでいくらでも再現できると思います。

大ちゃんがあの映像をちゃんと警察に提出してきちんと解析すれば昭さんの眼に映ってるのが誰かとか分かると思うけど、大ちゃんはそこまでやるかな……。ただ、少なくとも今のところ大ちゃんは警察官としてフェアでいようとしているように見えるので、来週ちゃんと調べてくれるかな。

優本人は調べなかったのかという話になるかもしれませんが、記憶のない間の映像を見てみたらあんなのが録画されてました、またやっちゃいました、だったら衝撃を受けてそこまでできないんじゃないかなとか思ったり。まぁ分かんなんだけどもね。

そしてわざわざそんなことするのって誰なのかな。梨央を大事に思っている人であることは間違いないだろうけど……。加瀬さんじゃないといいなぁ。