ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

『最愛』1~3話ネタバレ感想+あさっての考察

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第7話

第8話

 

いや~ここんとこ忙しくてすっかり乗り遅れてしまいました。

すでにツイッターでは考察合戦が始まってますね。

 

個人的には今期一番面白いドラマです。『Nのために』のプロデューサーや脚本家が集結しているだけあって、やっぱり雰囲気は似てますね。これは悪い意味ではなく、このスタッフなら安心して観ていられるというか、最終回まで信頼して楽しむことが出来そうです。とにかく「それはないだろ!」と思うことはなさそう。

タイトルの「最愛」は、きっと登場人物ごとに最愛の対象が違うんだろうな。

大体みんな主人公の梨央が「最愛」の対象なんだろうけど、梨央の「最愛」は誰のことなんだろう。たぶんその人の罪を飲み込んでいるんだろうけど……そしてそれが一番の肝なんだろうけど……まだ分かりませんね!

 

今のところあんまり情報の出し惜しみもなく、意味深な描写も少なくていいですね。

 

そして毎回さりげなく挟み込まれる胸キュンシーン……。おばちゃんは毎回キュンとなってます。なんとなくこの2人は一緒に幸せになるわけではないんだろうなと思っているので、それがまた切ない(一緒になってくれればそれはそれで嬉しい)。

 

それにキャラクターやそれを演じる俳優さんがみんな魅力的です。

 

吉高由里子さん(梨央)が高校生から会社社長の役まで演じ分けててすごいです。しかも高校時代の事件とお父さんの死の後からはかなり陰のある感じもプラスされて……社長になってからは元々の可愛らしいキャラとキリッとした社長の顔もプラスして見せてくれてどんだけ幅広いのよと。で、ずっと大ちゃんのことが好きだったんだろうなぁと。

 

松下洸平さんは警視庁捜査一課の宮崎大輝こと大ちゃん役。

どう考えても両思いだったのに突然自分の前からいなくなってしまった梨央と殺人事件の捜査で再会してしまい、苦悩しつつも捜査を続けるんですが、第4話の予告編の感じからすると警察を裏切らないように、でも梨央を守るような捜査をしていくのかな?

いや~松下洸平さん好きなんですよ。特に声と喋り方が独特でそこに色気を感じます。声がいいのはさすがミュージシャンですね。

 

井浦新さんには『あのキス』で散々泣かされましたが、こっちではなんか優しい弁護士加瀬さん役。お父さんが亡くなってお母さんの家(大企業を経営する一族の模様)に引き取られることなった梨央を献身的にサポートし続け、今は梨央の会社の顧問弁護士と言う設定です。

ウィキペディアでキャラクター設定を読んでて知ったんですが、梨央のことを好きだそうです。そうなんだ。まぁそんな感じの描かれ方ですね。でも今のところ片思いですね。

 

そして一番「イイ!」と思うのがやさぐれフリーライター橘さん役の田中みな実さん! 元々女優業をやられてる時の彼女は好きだなと思うことが多いんですが、この役最高。今まで観た全田中みな実の中で一番いい。カッコいい! あのぶっきらぼうな喋り方も、でも野心燃やしまくりのキャラクター設定も飾り気のないファッションもすっぴん風メイクも(ホントにかなり薄いんじゃないかと思う)とにかくすべてが最高。これからもこういう路線続けてほしいなぁ。

 

 

さてさて、またあさっての考察してみようと思います。

描かれてる情報がまだまだ少ないので、考察と言うか完全に妄想と言うか想像ですが。

 

まず、ツイッターでよく上がってるのが情報屋=ユウ(梨央の失踪した弟)って説ですね。たぶんそうなんでしょうけど、今のところ梨央を陥れようとしているように見えます。梨央の失脚を願っているミッチーに協力したりしてね。しかもあらゆるカメラにハッキングしていつも梨央のことを見張っている模様。……なんだけど、この辺の意図はまだ不明。どっちかって言うとミッチーを背任の罪とかで追い出そうとしてるのかな。

 

15年前の事件の真相は第2話で明かされましたが、あれはまだ事件の全貌じゃないんじゃないかなと思います。ユウが持ってたフェンス(?)が刺さっちゃったのは間違いないけど、あの一突きではまだ死んでなくて留目を刺した人間がいるんじゃないかな。それはあのラーメン食べながら「私は被害者やない」って言ってたマネージャーなんじゃないのかな。

で、家に帰ってきたお父さんが結果だけを見て「梨央がやった」と思って死体の後始末だけをした。

でもこれだとあんまりにもそのまますぎるかなぁ。ただ私のこねくり回した考察はいつも大外れするんでね! これからじっくり楽しんでいきます!

 

 

ところで、脇道の話で申し訳ないんですけど第1話で「皇學館大学」の連呼で地元民としては嬉しい限りでした。ここ数年駅伝強いですからね。本当に皇學館大学の駅伝部が撮影協力したみたいです。

しかもぶっちゃけると私と言う存在は皇學館大学がなければ生まれてこなかったので、特別な大学なんですよね。私は進学しなかったけど(←)。