さすがに第3話では手法を変えてきましたね。よかった。
まず、アバランチの一番の標的は大山官房副長官(渡部篤郎さん)であることがハッキリしましたね。
今度はリナ(高橋メアリージュンさん)がアバランチに参加した理由の回でしたね。高校時代からの親友なのか恋人なのかは分かりませんでしたが、とにかく大事な人が利用されて廃人にされたあげく自殺してしまった模様。彼女が勤めていた政治家御用達の高級サロン経営者(国生さゆりさん)が標的でした。
国生さゆりさんの役柄は『SHERLOCK』で言うところのアイリーン・アドラーみたいな人物設定でした(大物政治家のヤバい映像を握っていて情報を売り物にしている)。なので以下アイリーンとします。どうもアイリーンの元締めが大山らしく、ここを押さえればかなり大山に近づけるようです。
今回は今までのように脅して自白させるとかではなく、リナがアイリーンの顧客の政治家と手下をボッコボコにして終わりでした。
小物潰して終わりってアバランチの目的的にはそれでいいの? って感じですが、アイリーンがここで簡単にやられちゃつまんないのでドラマ的にはこれでよかったと思います。
最後の大山副長官と桐島(山中崇さん)とのやり取りが結構笑えました。大山を恨んでそうな人リストをさらっと渡して大山に「こんなにいるの?」って聞かれて「はい」ってしれっと答えるとことか。実際どっち側なのかよくわからない人物なので、桐島が今後どう動いてくるのか楽しみです。
ドレスアップしたリナ、きれいでしたね! 最後に羽生(綾野剛さん)に「よく頑張ったな」って言われたときの表情も本当に美しかった。
あと、国生さゆりさんのアイリーン、可愛くて怖くてすごくよかったですね。
んーでも、やっぱり諸々詰めが甘いのが気になる!
絶対に秘密がばれちゃいけないようなサロンなんだからもっとホステスの身元調査徹底的にするでしょとか、雇われてすぐに表に出すなんてことしないでしょとか、あんな都合よくターゲットに気に入られて呼び出されたりしないでしょとか。
まぁ細かいとこは気にしなきゃいいんだけどさ。