ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

やってほしいことはきちんとお願いしましょう。

胃痛の日、トイレにこもって吐いている私を心配して様子を見に来る夫。優しいです。
 
夕食の後片付けをしようかなと思っていたところに胃痛が襲ってきたので、シンクには洗うべきものが残っていました。
 
で、夫は私のことは心配しつつも洗ってはくれないんですよね。テレビ見ながらゲームしてました。
胃痛が治って(とはいえ全リバース後と胃が痛すぎたのとでヘロヘロ)シンクの中を見て、私があんな状態でもやってくれないんだ……と少しがっかりしたのですが、こういうのってお願いしないと分からないものなのかな、とも思います。
 
私のカウンセラーに「あなたの旦那さんは家事とか全然できない人よ! 言われないと分かんないから期待しないで、やってもらいたいことはちゃんとお願いしなさい!」とお墨付きをもらっていたのもあって、本当に思いつかなかっただけなんだろうな、と思い、試しに「ごめん、きょうは洗い物をお願いしてもいいかな……」とヨロヨロしながら頼んでみました。
 
すると「気づかなくてごめんね! やるから寝ててね!」と言って嫌な顔一つせずに洗ってくれるじゃありませんか。
 
これ、夫が基本的に優しい人だというのはもちろんそうなんです。が、私がお願いするときに「何でこれくらいのこと思いついてやっといてくれないの!」という感情を少しでも滲ませていたら、たぶんこうはならなかったと思います。単純にしんどくて怒りなんて込められなかっただけなんですが、それが良かったみたいです。
 
重ね重ね、「これくらいは気づいて当然」とか「私はあんたがしんどそうなときはあんたの分の家事もするのに」とか、そういう感情は捨てた方がものごとは上手く運ぶなと思いました。
 
あ、もちろん洗い終わってからの笑顔で「ありがとう! ものすごく助かった!」も忘れずに! です。