ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

SPACED 俺たちルームシェアリング 第3話 『ゾンビパニック』感想

このドラマで私の一番のツボはジェシカ・ハインズ扮するデイジーたんなんですが、もう一つツボなのが「全体にうっすらと漂うホラー感」です。第3話は『ゾンビパニック』とゆうタイトルでその名の通りゾンビが出てくるのですが、「ホラー感が漂っている」のはそこではありません。なんでしょうね、特に何か怖いことを誰かが言っているわけでもやっているわけでもないんですけど、そこはかとない恐怖感が作品全体を覆っているのですよ。そこが笑えるポイントでもあるんですけど……。この感じを言葉で上手く伝えることができないのがヒジョーに残念です。
 
今回は、ブライアンの元カレのような元カノのような人・ヴォルヴァ嬢から彼(彼女?)のパフォーマンスへの招待状が届き、ティム・デイジー・ブライアンの3人でそれを観に行ったりするお話でした。ブライアンはヴォルヴァにかなりこっぴどくフラれたせいで傷つき、ある種のこだわりを彼女(彼?)に対して抱いているのですが、完徹したせいで脳内フラフラだったティムが見た幻覚のおかげでやっと目を覚ますことができ、見事にめでたしめでたしとなったのでした。
ヴォルヴァってキャラクターは、かなりデフォルメされてはいますがああゆう人、いますね。ああやって人を傷つけることでしか自分を保てない人。ブライアンは優しいからってゆうか、簡単に人を切り捨てたりしないからそこに付け込まれるんだよな~
 
さて、このお話で一番印象に残っているのは顔面緑で派手なお洋服・パフォーマスンス・キャラクターのヴォルヴァ嬢ではなく、ラストで「ラビット! ラビット! ラビット!」と叫ぶデイジーたんでした。
 
たぶんあのシーンは(ってゆうかあのときのデイジーたんの声は)一生忘れないです。