全シリーズを通して一番好きな回です。
タイトル通りクラブに行く回で、クラブに着いてからほぼ台詞がありません。が、とにかく魅せるのですよ!クラブに行くことになったいきさつは以下の通り。
マイク以外の友達もちゃんといたティム。ある朝突然、友達のタイアスが「20ポンド返せ」と言いながら二人のおうちにやってきます。なんでも一晩中クラブにいたときにふと思い出したとか。バイク便というけっこうマトモな仕事をしているらしいタイアスですが、何となく全体的にガンぎまりな雰囲気。電話の音すらビートに聞こえてもうどうにかして! ととても幸せそう。しかも集中力がなく、ティムにちょっと気を逸らされたらおカネ貸してたことも忘れちゃうという。
で、そのタイアスに「クラブに行こうよ」と誘われてティム、デイジーたん、マイク、ツイストとブライアンの5人でお洒落してクラブへ向かうのでした。
クラブについたらタイアスが優しくお出迎え。薬中っぽいけどいい人なタイアス。
デイジーたんとケンカしたティムは最初はあんまり乗れない気分。ブライアンも約20年前の出来事がトラウマで、クラブでは何となく居心地が悪い。でもなんか音楽に合わせて首なんか振ってるうちに段々楽しくなってきて、みんなでダンス!
と、最後のほうワケわかんない感じになりましたが、こんな感じです。
この話のすごい点は、クラブに着いてからの流れですよ。
最初はみんなイマイチ乗れてなかったのに、段々楽しく盛り上がってくる様子が台詞なしで自然に描かれているんです。
キマり始めるとそれぞれのキャラクターの名前がテロップで出るんですが、全部クラブ系のアーティストっぽい名前になってるのがウケる(実在のアーティストなどのパロディももちろんあり)。こんときのタイアスの顔がまたすごいんですよ! よくこんな顔できたなって感じの……ホントにクス○やってるみたいな……ね! イギリスの俳優さんてホントに引き出しが多いっつーか、この人も別の作品観たら別人なのであろう、たぶん。
そんでマイク! マイクは最初からノリノリだったわけですが、『特攻野郎Aチーム』のテーマに乗って、お立ち台にてエアガンを乱射! お客さんもみんな乱射!
最終的には自分の頭を拳銃で吹っ飛ばしちゃう! この日のクラブでのスターは間違いなくマイクです。
ティムとデイジーたんは無事に仲直りし、ブライアンも見事にトラウマを克服し、マイクの動きに合わせて銃殺刑に合い、みんなでハッピー!
楽しそうなみんなの姿を見て、「俺の役目は終わった……」とカッコよくクラブを去っていくタイアス。めっちゃ「やり遂げた感」のある表情でしたが、お前はどんな使命を背負っててんと。でもカッコよいのですよね。最後のゲホッゲホッ! は個人的には要らなかったな~
エンドクレジットもしっかりアーティスト仕様になってて、一番笑ったのはエドガー・ライト・ヒア・ライト・ナウ。
Watchig the world wake up from history ってか~