マデリン・マーサ・マッケンジー（リース・ウィザースプーン）
アビゲイルの「自分の処女をオークションにかけてその収益を寄付する」という超絶クレイジーな『極秘プロジェクト』を聞いてしまい、カールソン夫妻とのディナーの席でゲロをまき散らしたマデリン。まぁ普通の反応だと思うわ。
でもアビゲイル本人には意外と冷静に話してましたね。前にアビゲイルに「完璧な娘を求めないで。私はママにはなれないの」と泣かれたマデリンですが、「私だって完璧じゃないし、あなたよりずっとひどい間違いも犯したわ」と、実はジョセフと不倫してたと告白します。いやいや、そんな秘密を娘に背負わせちゃダメでしょ、と思うものの、娘との関係は良くなりそうな感じかな？ これ以降、マデリンはなんかスッキリしたみたいでずいぶんと当たりも柔らかくなりましたね。
どうも劇場とジョセフからも離れたみたい出し、これが一番いいでしょう。
しかしセレステがいつまでたっても劇に来ないんだからもっと心配してあげようぜ。
セレステ・ライト（ニコール・キッドマン）
朝っぱらからぶん投げられたりだんだん暴力がひどくなって行くライトさんち。
セレステの親友のマデリンが主催している人形劇の初日、「マデリンの大事な日だから」と急ごうとするセレステとそれ（自分よりも親友を優先する）が許せないペリー。セックスで引き留めようとしますがまぁここまで来たらセックスとか苦痛でしかないよね。というわけで時間がないことを理由に断るんですが、ペリーはまたもや暴力で強行突破しようとします。が、やられっぱなしではないセレステ、どうやったのか良くは見えませんでしたがどうもペリーのおティムティムに強烈な一撃を食らわせたらしく、ペリーたんは尿道を損傷……。病院から戻ってきたときの「命があってよかったな」という一言……。恐怖！
さすがに自分の家を探す決意をしたセレステ。あそこまで行ったらあとは殺されるのを待つのみだもんね……。
セレステはずっと自分が暴力を受けてることを隠してきたから、証拠取りを急がなければ。病院大事。周りに相談することも大事。やるべきことを全部教えてくれて、良いカウンセラーに当たったよね。
ジェーン・チャップマン（シェイリーン・ウッドリー）
会いに行った男はレイプ犯ではなかった模様。
ジェーンが人殺しにならなくて良かったと思った次の瞬間、学校からの電話でジギーを排除しようという動きが一部保護者の間にあることを告げられます。
レナータのせいだと思って怒り狂ったジェーンはレナータ夫妻に抗議しに行き、はずみでレナータに怪我をさせてしまいます。
でも面白いもので、この事件をきっかけにジェーンとレナータは完全に和解します。
同じ母親として、子供が攻撃されて初めてレナータの気持ちが分かったということを真摯に伝え、さらに自分が悪い部分に関しては素直に謝る姿にレナータも思うところがあった模様。
いつまでも優しいマデリンの夫、エド。マデリンは何が不満なんだろう。優しすぎるとか？
ネイサン・カールソン（ジェームズ・タッパー、 マデリンの元夫でアビゲイルの父）
今回はブチ切れまくりのネイサン。そりゃそうだよな。一応父親としての普通の感覚は持っておるのだね。
アビゲイルのパソコンを取り上げてやめさせようとします。そしてこのことをマデリンに伝えなければいけないことが憂鬱な模様。まぁその気持ちも分かる。自分ですらかなりショッキングだったことを、あのマデリンに報告しなければいけないんだから……。ゲロは吐いたけど意外とマデリンが自己完結してくれてよかったですな。
ボニー・カールソン（ゾーイ・クラヴィッツ、 ネイサンの現在の妻）
そう、自由であるためにはやっていいことと悪いことの分別はしっかりつけておかねばならんのです。何をやっても許されることが自由ではないのです。
マデリンのゲロが顔に直撃してあれは可哀想だったかな。ただマデリンが吐きたくなった気持ちも分かる。
レナータ・クレイン（ローラ・ダーン）
レナータとジェーン、まさかの和解。でもとてもいい感じ。レナータの神経質な感じが一気に消えましたよね。信頼できる人間がそばにいるとこんなに変わるのかと。
ジギーを停学にさせようとしてるのはレナータではなくて自称「レナータの親友」でした。
レナータはアマベラをいじめた犯人を見つけるために、「子供たちが全員で遊んでいる姿を見るのはどうかしら」とジェーンに提案します。めっちゃくちゃ現実的な対処法。抑止にもなるしね。大変だけどそれが良いと思うよ。
色んなキャラのつきものが落ちてきた今回。
次回で最終回なわけですが、一体たれが殺されたのか、そして誰が犯人なのか。楽しみです！
