ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

クイーンの好きな曲トップ5

さて、きのうのケイティ・ペリーさんが「影響を受けた」と公言しているアーティストがフレディ・マーキュリーです。
そう、クイーンのボーカリストです。大好きです。
そこできょうはクイーンです。5曲に収める自信がまったくないのですが、ものすごく頑張って5曲に絞ってみます。

1.Somebody to love
『華麗なるレース』収録。全英最高2位。全米最高13位。フレディ・マーキュリー作曲。大好きな歌です。出だしでフレディが絞り出すように歌う "Can......" からすでに最高です。誰か愛せる人が欲しいという歌。愛してくれる人が欲しいのではなく。ゴスペルとロックを融合させたような曲。

もう説明不要というか、ジャンル不明というか、ジャンルは『ボヘミアン・ラプソディ』ですね。有史以来の音楽の歴史に間違いなくその名を刻むであろう大名曲。1975年に全英最高1位。翌1976年に全米最高9位。フレディの死後、1992年にリイシューされ、そのときは全英1位、全米では2位と最初に発表した時よりも高いポジションをマークしました。『オペラ座の夜』収録。
イントロ→バラード(→ギター・ソロ)→オペラ→ロック→アウトロという5部構成で、それぞれが独立しているにもかかわらず調和しているという本当に不思議な曲です。
1曲当たり3分が当たり前の時代に、約6分と倍ほどの長さだったために最初レコード会社はシングルカットに難色を示したそうです。でも画期的なプロモーション・ビデオまで作っちゃって(当時でもアーティストがただ歌っているだけのようなビデオはあったようですが、あそこまで映像として力を入れて作られたビデオは世界初だったはず)

ブライアン・メイ作で、"We are the champions" との両A面シングルです。これも名作中の名作で、クイーンって名前を知らない人でもこの曲は聞いたことがあるでしょう。ドラムと手拍子と歌声のみで進むシンプルな作りで、なのに一度聴いたら忘れられないような曲です。初めて聞いた人でもすぐに乗れそうな曲ですね。ラストのブライアン・メイのギター・ソロがまたいいんだこれが。
1977年の『世界に捧ぐ』より。

4.Teo torriatte(let us cling together)
まだ本国イギリスで売れていなかった頃、なぜかユーラシア大陸挟んで反対側にある国・日本でクイーンは最初にブレイクしました。で、その頃に受けた歓待に対する感謝の気持ちを込めて作ったとされる曲です。この曲が発表されたころはすでにスーパースターでしたがね! サビの歌詞が日本語です。その昔、くるりの岸田さんが『スヌーザー』のインタビューで「この歌でのフレディの日本語がめっちゃうまいんですよ。僕、外国人のアーティストが日本語で歌ってるのを聞くのがすごい好きで」と言っていて、めっちゃ分かるー! と思いました。
サマソニではフレディ追悼コーナーで歌われていました。

これも大名曲。現在でもスポーツアンセムとしてあちこちで耳にします。これは日本に限ったことではなく、世界的に、ですね。1977年の『世界に捧ぐ』からのシングルで、全英最高2位、全米では4位を記録しています。


ベッタベタでごめんなさいなんやで! でもクイーンで5曲だけ選ぼうと思うとこうなってしまうのはしょうがないんやで!