ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

リトル・ミックスの好きな曲トップ5

スパイス・ガールズ程の成功は収めていませんが、現在イギリスを代表するガールズ・グループと言えばリトル・ミックスでしょう。デビュー・アルバムはアメリカでも売れ、イギリスのガールズ・グループのデビュー・アルバムとしては最高位(全米最高4位)を記録しました。ちなみにそれ以前の記録はスパイス・ガールズ “Spice” の初登場6位です。
リトル・ミックスは『X-ファクター』というオーディション番組からデビューを果たした4人組で、オーディションに参加していた有望な子を寄せ集めて作られたわけではなく、最初からグループとして出場していました。
 
1. Shout out to my EX
アルバム “Glory days” に収録されていて、2016年に全英最高1位、全米最高69位を記録しました。
ちなみに、2016年に女性がリード・アーティストとして全英チャートで1位を獲得した最初の曲です(この曲が10月にリリースされるまではフィーチャード・アーティストとしてしか女性の名前はナンバー・ワンになりませんでした。)。
メンバーのペリー・エドワーズと婚約までしたのにメール一通で彼女を捨てた元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクに宛てた曲と言われています。まぁ酷いディスられようですが、ペリーの方にはかなり憤懣やるかたない思いがあったのでしょう。
元気いっぱいに「元彼なんてクソッタレ!」と歌っています。
 
2. Power feat.Stormzy
力強いボーカルで始まるこの曲。まさに「パワー」を感じさせる一曲です。”Glory days” からのシングルで、全英最高6位を記録しています。
歌詞の方向性がスパイス・ガールズと似ていますが、やや攻撃的かな。スパイス・ガールズのすごいところは「ガール・パワー」を掲げながらも決して男性に対して攻撃的ではないところです。
 
3. Touch
カイゴさんとかメジャー・レイザーっぽいトロピカル・ハウスな一曲。”Glory days” からのシングルで、全英最高4位を記録しています。プロデューサーには2015年にザラ・ラーソンと "Never forget you" を歌ってヒットさせたMNEK(エメネケ)さんを迎えています。
 
4. Wings
デビュー当時に一番よく聞きました。デビュー・アルバムの “DNA” からのシングルで、2012年に全英最高1位、全米最高79位を記録しています。ザッツ・バブルガム・ポップ! こちらはTMSというプロデューサーチームが参加しています。最近はもう全部こうですよね。チーム・プレー。マックス・マーティンが確立させたらしいこの手法。ソング・ライターとか人数多すぎて書ききれませんからね。
 
5. Move
“Salute” からのシングルで、全英最高3位を記録しています。
アイドルグループとは思えない凝った作りのR&Bナンバーです。リトル・ミックスのメンバーと、メイガン・コットン、ネイサン・デュヴァルという人の作品です。本人たちはどちらかというとこういう曲をやりたいのかしら。ここに挙げた別の曲とは明らかに毛色が違います。