ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ハロルドとモード

このブログを始めることになったそもそものきっかけは、『ハロルドとモード』のDVDの発売が決定されたからでした。そのことを夜中に偶然知り、この喜びを確実に分かち合える人がすでに眠ってしまっていたため、興奮をどこかに吐き出したくて書き始めたのです。
そして、ついにこの土曜日、DVDを無事にゲットすることができました。日本では初のソフト化です。いやー、待った。実に待ったよ。
 
http://ec2.images-amazon.com/images/I/51o6044%2BKeL._SL500_AA300_.jpg一昨年フィルムが全国巡業した時も観に行って劇場で号泣したよ。
フェアリーテイル・シアター』が劇場公開されてからわりと早くDVD化されたから、これもそのうちDVDになるだろうなとは思っていたのです。だって、これだけ愛されてて、日本オリジナルのサントラ(編集はなんとキャメロン・クロウ!)まで出てて、浅丘ルリ子主演で舞台にまでなってて、売れないわけがないんですから。
結局、巡業からかなり間をおいてのDVD発売となりましたが、もうそんなのどうでもいい! 出してくれたってだけで嬉しいですよ。
 
私的ナンバーワン恋愛映画です。誰が何と言おうと。79歳の美少女(Ⓒ柳下樹毅一郎氏)と19歳の少年の恋。いいかお前ら、これが純愛だ! よく覚えとけ! ってな。いやマジで、最高の映画です。
 
こんな調子でDVD化されてない映画がもっと出ないかなぁ。『八月の鯨』とか『フランキー・スターライト』とか『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』とか。VHSの時代の方が、発売されるタイトル数が多かったように思うのは気のせいでしょうか。今上げた3本は比較的古い映画(ゆうてもここ25年くらいですが)ばかりですが、全部VHSとしては日本でもきちんとリリースされています。でも同じスタンスの映画が、今の日本でどれくらいDVDになるのかちょっと疑問です。そこそこの俳優が出てる映画でも難しいこのご時世、特にフランキーなんかはDVDスルーにもならないんじゃないだろうか。と思うと、なんか寂しくなってきます。ガブリエル・バーンとか、マット・ディロンとか、アンヌ・パリローとか出てんですけどね。