ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

【最愛・考察】加瀬賢一郎について考える

意外と謎の多い人物、加瀬さん。

年齢もよく分かんないし。15年前の段階ですでに弁護士でペーペーな感じでもなかったから40代半ばから後半ってところでしょうか。

 

たぶん梨央の全面的な味方だろうとは思ってます。それに一連の事件に何か手を貸してることもないんじゃないかと思います。康介埋めたとか昭さん落としたとかね。

でも事件にかかわる何かは知っててそれを梨央には見せないようにしてるんじゃないかなぁとは思っています。ペーパーカンパニーのことを加瀬さんが全く知らないでいるとかできるのかなぁと思うし。

 

達雄さんのお葬式で長嶋君と青木さんのことを知ってる雰囲気だったのも、何かありますよね。個人的には政信がアホで悪さのもみ消しとかをやってんじゃないかなと思ってます。

例えば政信が康介のドラッグ仲間だったとか、康介は政信からドラッグを調達していてその見返りに女の子差し出してたんじゃないかとか。政信と梓さんがお葬式に出られなかったのも政信がドラッグもしくはレイプで警察に捕まってたからとか。

でもさすがにレイプのこと知ってて隠してるのはいくら一家の弁護士と言えども鬼畜過ぎだなぁ。加瀬さんにはもうちょっと白くいてほしい。白寄りのグレーもしくはグレー寄りの白くらいでいてほしい。

 

 

梨央のことをあそこまで大事にしてるのは多分過去の自分と重ねてるから、なんでしょうね。初期のウィキの人物設定に梨央に恋愛感情を抱いているとあったのでてっきりそうなんだと思ってましたが、それだけではないというかそんな浮ついたもんじゃないような気がします。じゃないと「プライベートあるの?」ってくらい付き合えないよなぁと思います。

 

ツイッターでも話題の「加瀬さんの憧れの弁護士は達雄さん」説を私は押してるわけですが、早くに両親を亡くした加瀬さんは達雄さん(というか恐らく当時は達雄・梓夫妻)に面倒見てもらってたんじゃないかな。身寄りのないところを拾ってもらって、大学出るまで面倒見てもらってた。政信はそのときのことを覚えてるけど、梨央は幼過ぎて覚えてない、とか。そんな関係だから梓さんは加瀬さんのことを「家族」と強調するし、政信は「家族面すんなよ!」とヤキモチ全開でプンプン。そんで加瀬さんが住んでる一軒家って、達雄さん・梓さん・政信・梨央の4人で住んでた家だったりして。離婚後譲り受けてたとか。政信、余計にプンプン! そしてやさぐれて悪の道へ……。

 

 

まぁとにかく両親を亡くして不安だった自分を拾って面倒を見てくれた達雄さんと梓さんに恩義を感じていて、同じように父を亡くしてやってきた梨央に当時の自分を重ねて恩返ししようとして……そのうちに父のような兄のような感情を梨央に対して持つようになった、とか、どうでしょう?

 

あ、でもプロデューサーさんが成就しなかった大恋愛の昔の男か、穏やかに一緒の時間を長年築いてきた今の男かって話なんですよ、と言われてるので、やっぱ恋愛感情なんだな。

 

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