気持ちいいくらいに次々と情報が明かされていきますね。
もったいぶらない感じが気持ちいいです。
今回はキャラクターごとに考察などを書いていこうと思います。
各話のネタバレ感想と考察はこちら
1. 優
情報屋=優
ってことどころか、渡辺昭の首を絞めて池に落としたのも優だってことまで明かしちゃいました。
優が着けてたカメラの映像だから間違いないでしょう。でも第1話で後頭部に挫創があったと説明されてました。挫創があるということはたぶん殴られたってことなんでしょうけど、優の映像では頭は殴ってませんでしたよね? 映像が見えない部分もありましたけど、首を絞め始めてから一回手を止めて後頭部を殴るってことはあり得ないと思います。ということはあのあと誰かとさらに揉めたということだよね? まだ死んでなくて池から這い上がって来たところを殴られてまたしても池に落ち、今度は本当に息絶えた、と。
で、映像を見る限り優に気づいた昭さんがいきなり優に掴みかかって(何なら首も絞めて)るように見えるんですが、昭さんはどうしていきなり優に掴みかかったんでしょうか。500万円渡した時に何か約束をしてて「話が違う!」となったのか、それとも「あなたの息子さん殺したのは僕ですよ」とか言いながら近づいたのかな。そもそも500万円を何のために昭さんに渡したんだろう。これ以上梨央に近づかないで金ならさすがに安すぎると思うし(自分の子供の死の真相をお金で諦められる親はたぶん少数派だし、諦めるにしても500万円じゃねぇ)。出所もよく分からない。謎です。
でもテンポよく謎を明かしていってくれているのでらいしゅうにはまた新しいことが分かるでしょう。
2. ミッチー
そして今回はまさかのミッチーの独白で始まりましたね。ミッチーの「最愛」は真田ホールディングスみたいですね。自分が社長になりたいから梨央の失脚を願ってはいるけど、会社に傷をつけたいわけではないという複雑な乙女心。昔から使ってるジャーナリストの橘さん(田中みな実さん)に梨央だけを落とす記事を書かせるつもりだったのが、橘さんのほうにも思惑があって結果的に会社全体を引っ掻き回すことに……。でもさ、橘さんが言う通り社長は会社と一心同体なんだから(しかも経営者一族なんだし)梨央を落とす記事なんて出たら会社ごと吹っ飛ぶよね。それくらい分かるだろうに。
3. 橘しおり
橘さんが危うい橋を渡りながらも執拗に真田一族を追いかけているのは、大学時代の休学が関係してそうですね。両親の離婚に真田家の人か真田ホールディングスが係わってるんでしょうね。たぶん。
4. 政信お兄ちゃん
そして2021年になってからお兄ちゃんが出てこなかったのでどうしてんだろと思ってましたが、今も元気に梨央に意地悪してましたね。
それぞれの登場人物が自分の「最愛」のために何をしたのか。それぞれの思惑が絡まって思わぬ方向に話が進むのは同じチームの『Nのために』と同じですね。
で、お兄ちゃんもただ梨央に意地悪をするだけのキャラクターではないと思うんですよ。お兄ちゃんにはお兄ちゃんの最愛があって、それを守るために何かをしていて、それが(たぶん間接的に思わぬ形で)2021年の事件の方に絡んでるんじゃないかなぁ。お兄ちゃんの最愛はお母さんかなぁ。分からんけど。
実はお母さんの命令で優を匿ってたのがお兄ちゃんとか?
5. 2006年と2021年、それぞれの事件について
とりあえず今のところ、2006年の康介事件も2021年の昭事件も、最初の一撃を加えたのは優でとどめを刺した人間がそれぞれ別にいるんじゃないかと思います。
康介事件はマネージャーの女の子か、富山県警にいる藤井くん(岡山天音くん)が怪しいかなぁと思っています。
藤井くんを怪しいと思うのは単に岡山天音くんが演じてるからです。配役で見るのは良くないって分かってるんですけど、さすがに今出てる程度の役で済ませられるクラスの役者さんじゃないのでね……。わざわざ彼を起用してるんだからこれからもっと絡んで来るはず。
昭事件は分からんなぁ。加瀬さん説が結構ありますけど、それはやだな。でも他にありそうな人ってお母さんかお兄ちゃんくらいしかいないですよね。ミッチーと橘さんコンビはどっちかって言うと「事件の後の現状」を引っ掻き回して行くキャラだろうし。
同進んでいくのかな~