ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

イギリス飯とヴィクトリアスポンジケーキ


こちらの記事を読んでいて、あれもこれもおいしそうだなぁと思っていたのですが、コメント欄を見ていると「料理がまずいイギリスのランキングなんか当てにならん」という意見がけっこうたくさんありました。

イギリスはね、お茶の国だからおやつには力を入れているしおいしいのよ。

なんで粗食の国且つお茶の国になったのかといえば、イギリスは宗教的な理由で「食事を豪華にするのはみっともない」的な考え方が根付いているからで、だから粗食でしかもあまり料理に手を加えることもしない(だからと言ってなぜ塩味がしないのかとかなぜ全てが茹ですぎなのかはよく分からない。茹ですぎなのは食中毒を恐れてって話を聞いたことならありますが)。
でも信仰の力では「やっぱりおいしいもの食べたいもん!」という人間の欲望を抑えることはできなかったので「お茶とおやつなら豪華でもいいじゃん! ごはんじゃないんだし!」という結構ズルい方向で自分たちを納得させているから、という説があります。

『ブリティッシュ・ベイクオフ』なんてテレビ番組もあるくらい、みんなケーキやパンが大好き。こちらは腕自慢の素人が集まって、お題に沿ったケーキをレシピなしで作るというもの。観てるとお腹すいてきますよ~

ビクトリアスポンジケーキが食べたいなぁ。できれば3段のやつ。ビジュアル的に憧れなのです。オーブン買ったら自分で作るぞ~

※あと、実は「イギリスの飯がまずい」というのも実は過去の話になりつつあります。少なくともレストランレベルでは。家庭のことは知らん。ただ、日本で観られる海外の料理番組の結構多くがイギリスの物(というかシェフがイギリス人)だってことからもその傾向はうかがえるんじゃないかと。
有名なのはジェイミー・オリヴァー、ナイジェラ・ローソン、ナイジェル・スレイター、レイチェル・クーの番組は割りといろんなテレビ局で観ることができますが、みんなおいしそうな家庭料理を作りますよん。