ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ドラゴン騎士団Ⅱ 祝福の黒と破滅の白 3巻ネタバレ感想

3巻までのネタバレしてます。


やっぱりグリンフィッシュはラスだったんですね~

わざわざ『ドラゴン騎士団』全26巻を買い直してしまったんですが、このことを分かったうえで当時の天の星姫とグリンフィッシュの登場シーンを読み返すと感慨深いというかなんというか。ラス、めっちゃ親バカじゃん。



そういえばセシアは天の星姫のことを「レイスリーネ様のよう」と思っていたし、ラスは「セシアに似てる」と思っていましたね。

しかもこの描写が「セシアはレイスリーネ様の実の娘」であることの伏線だったんですね。

2人の夫婦漫才、ほんの少しですが見れて良かったなぁ。ラスはセシア以外の女性には興味ないだろうし現地妻なんて作れないでしょう。

それにラスがものすごく普通に子供を愛する親をやっているのも感慨深いものがありました。天の星姫ことセレンちゃんだけじゃなくて、離桜(フィジアス)に対しても、「初めてお前に触れて抱きしめることができる」と言うときの表情。



しかしもしもナータスが本当にレイスリーネ様の息子なら、セシアとナータスは兄弟で、ナータスと離桜は叔父と甥の関係になるのですね。



まぁこれからナータスと離桜は対になる存在として二人で竜帝になるのでしょう。二人の能力が一緒になれば中和されて最強の竜帝になる的な。



てゆうかナータスはリュクレオン様の何なんでしょうね。生まれ変わり? 本当に子どもなの? だとしたら子供作れない呪いがかかってるはずなのにどうやったんでしょう。



場合によっては二人が融合して一人になったりするんですかね。なんでもありの世界ですし。



で、今回の敵の「古の黒」とかいう人達ですが。

実体を持たない辺り、ラスと似てますよね。

でもラスはカールが作ったわけで、ラスが古の黒の仲間と言うわけではないのかな。ただ、ラスがその仲間だとすると、今の竜族(というかラスの子供たち)にも勝算はありますよね。少なくともその力を持っている。そしてパーフェクトすぎるんじゃないかって感じのカーライル。彼はめちゃくちゃ強い力を持っているようですが、この先どうなるのかなぁ。


この話はこれからどうなっていくのかな?

野広とか、もう出てこないのかなぁ。精霊族の長の生まれ変わりなんだから、古の黒たちにやられた場合の荒廃した世界には必須の存在だと思います。シルクがいるんだし関係ないことはないと思うんですが……。あと元地球人の東の王も。



押上先生は5巻くらいのつもりで始めたようですが、たぶん5巻じゃ終わらないよね!