ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

レニー・クラヴィッツの好きな曲トップ5

スティングは基本おちゃめさんなので、ジミー・キメル・ライブの “Handsome men’s club” に出演した時など最高にかわいらしいお姿を披露してくれています。海外セレブの方は「セレブぶってすげぇウザいセレブ」の役を嬉々として演じられる方が多くて、皆さん茶目っ気たっぷりだなぁと思います。同じスケッチの最後の方で、ジミー・キメルのスピーチをいちいちソウルフルに歌い上げるレニー・クラヴィッツさんが登場します。
動画を貼りたいんですが、何つーの、帝王・ハーヴェイ・ワインスタインが弟の下剋上により失墜し、それに伴ってベン・アフレックマット・デイモンのクソっぷりも露呈しちゃって、おおっぴらに貼るのははばかられるような気がして躊躇ったんだけど貼っちゃう! けどやっぱやめとく!

1. Black velveteen
1998年のアルバム “5” からのシングルですが、チャート・インは全くせず。
いい曲なのになんでー!? と思う半面、まぁコーラス部分の盛り上がりを楽しむような曲ではなく、曲全体をじっくり聞く系の曲だからヒットはしづらいわな、とも思います。当時はあまり主流ではなかったエレクトリック・ロックだしね。
私はこの曲の太陽が低い位置にある感が大好きなのです。

2. It ain’t over ‘til it’s over
レニー・クラヴィッツの最初のヒット曲です。
1991年のアルバム “Mama said” からのシングルで、全米最高2位を記録しています。
イントロ部分が特徴的で、アレンジはそのままでいろんなアーティストにカバーされています(とはいえ、常々思うのがアレンジを変えないのであればカバーする必要はないのでは? ということです。この曲は本当にバックミュージックがキモなので、変えてしまっては意味がないのですが、それならレニーのオリジナル・バージョン聞いとけばよくね?)。どちらかというとサンプリング向きの曲ですね。

3. Again
上記の “It ain’t over ‘til it’s over” を凌ぐヒットとなったこの曲。ビルボードでの最高位は4位ですが、年間チャートではなんと9位と非常に息の長いヒットとなりました。でも意外なことにイギリスではシングルとしてヒットせず。この辺のヒットの仕組みってよく分かりません。
2000年に発表した “Greatest hits” に収録されていた新曲でした。
夕方っぽい、オレンジがかった曲です。

4. Fly away
ザ・ロックン・ロール! です。1999年に全米最高12位、イギリスではもっと流行って最高1位を記録しました。こちらもアルバム “5” より。日本ではノエビアのTVCMで使用されていました。そういえばこれが初めて聞いたレニー・クラヴィッツの曲だったなぁと思います。
ちょっと気だるく、暑苦しいとさえ言える感じのロック・ナンバーです。あんまり化粧品のCMにマッチした曲調には思えませんが、当時ノエビアのCMはテーマが常に飛行機(というか客室乗務員)で、「飛ぶ」ことがテーマの曲ばかりCMに使用してたのですよね。この曲以外だとパンドラの “Heaven” 、フー・ファイターズの “Learn to fly” が使用されていました。懐かしい……。

5. Are you gonna go my way
この曲もイントロ部分がCM(たぶんアサヒのビール)に使用されていたので、聞いたことのある方が多いのではないかと思います。
1993年のアルバム “Are you gonna go my way” からのシングルで、アメリカよりもイギリスでヒットしました。全英最高4位です。ちょいとハードめな「ザ・ロケンロール!」です。アメリカではチャート・インすらしなかった模様です。疾走感あってのりやすくていい曲なんですけどね~謎。