さぁ、コミックソングの時間が来たよ！
私はコミック・ソングが好きなのです。本気度が高ければ高いほど好きです。
アメリカのコミック・ソング界を代表するアーティストと言えば、そうです。ウィアード・アル・ヤンコヴィックです！ 日本ではアル・ヤンコヴィックって呼ばれてるね！
この人はオリジナル・ソング志向のロンリー・アイランドとは違って、いろんな曲の替え歌志向の人です。オリジナル・ソングもありますが、「ナイン・インチ・ネイルズっぽい曲」のような、「○○っぽい曲」というのが多いです。嘉門辰夫さん的存在だと考えれば良いかと思います。
嘉門さんと違うのは、ヤンコヴィックさんの場合一応肩書にちゃんと「ポルカ奏者」とあるところでしょうか。
で、そんなヤンコヴィックさんはレッチリの “Under the bridge” からの “Give it away” という替え歌を出しています。”Give it away” のビデオ完コピは必見です。
ではトップ5です。
1. Bedrock anthem
この曲が上記でも紹介しました “Under the bridge” からの “Give it away” です。1993年のアルバム “Alapalooza” に収録されています。
フリントストーンの一家がなんでベッドロックに住んでいるのかを延々と語っている歌です。
ビデオがね、完コピなんですよ。でも笑えるんですよ。これは必見ですよ！
オリジナルのレッチリの "Give it away" のビデオがこちら
で、こちらが "Bedrock anthem" 。ヤバダバドゥー！
2. Amish paradise
元は
「俺はギャングスターの世界で育ってきたんだ」
と、ギャングが身近にいる世界に生まれるのがどういうことかを説明した歌でしたが、同じように
「僕はアーミッシュの世界で育ってきたんだ」
と、アーミッシュの生活がどんなものかを説明する歌となっています。
1996年のアルバム “Bad hair day” に収録されています。
こちらがオリジナルの "Gangsta's paradise" のビデオです。
そもそもがミシェル・ファイファー主演の映画『デンジャラス・マインド / 卒業の日まで』の主題歌なので、ビデオにはミシェル・ファイファーも出演しています。
そしてこちらが "Amish paradise"
ちゃんとミシェル・ファイファーっぽい人が出てるところがウケる。
3. Perform this way
「こういうパフォーマンスなの！」
ってとこでしょうか。その後ガガちゃん本人がかなり方向性を変えたので、この歌の内容も当てはまらなくなってしまいましたが。
2011年のアルバム “Apocalypse” に収録されています。こちらはビデオはそう面白くないので割愛します。
4. White & nerdy
チャート・アクション的には最も成功したシングルです。2006年の “Straight outta Lynwood” に収録されていて、全米最高9位を記録しました。カミリオネアの全米ナンバー・ワンヒット、“Ridin’” の替え歌です。
「白人でオタク」というタイトルのついたこの曲。内容もオタクっぽいこと満載です。
冒頭で握手しようと近寄ってきたヤンコヴィックさんにビビったギャングスタの方々がコンバーティブルの車のドアをロックするところが一番好きです。
5. Polkarama!
個人的に一番ヒットしたのが、50セントの “Candy shop feat. Olivia” です。明らかに “Candy shop” なのに全く別の曲！ 途中でヤンコヴィックさんが「アハー！」って楽しそうな合いの手を入れるのが余計におバカ感を演出しています。
皆さんは何曲分かりましたか？答えはこちらです。"Chicken Dance" by Werner Thomas"Beverly Hills" by Weezer"Speed of Sound" by Coldplay"Float On" by Modest Mouse"Slither" by Velvet Revolver"Pon de Replay" by Rihanna"The Nina Bobina Polka" by "Weird Al" Yankovicホントは "Ebay" も入れたかった！
