ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

谷口崇『指でさようなら』/ 売れるだけのポテンシャルはあったはずなのになぜか売れなかった人

http://m.youtube.com/watch?v=1H14XFS1zVo

この『指でさようなら』って曲が代表曲になるのかな? この曲で好きになったのです17年前に。

大好きな歌手の一人です。『指でさようなら』以外にも『ルネサンス・マン』『エヴリ・Every』『僕のGRACELAND』『走れ!トーマス』『ROCK & HAMMER』『オールマイティ・ベイビー』『ヨランダ』ならびに『ヨランダ・リプライズ』などなど、名作多数。てゆうか、ファーストとセカンドは名曲しかないくらい。そして今出してきても何も恥ずかしくないような曲ばかり。

ふだんあんまり歌詞など気にしないのですが、この人は結構直球に愛について歌ってる曲が多くてそこも好きです。『エヴリ・Every』なんて特にそう。

なんかサード辺りからJ-POP方面に行ってしまって、いまはライブもやりつつスタジオミュージシャンをされてるみたいです。

ただ、どうなんでしょう。CDバブルの時代にデビューして活動してたからオリコンなんかにも全然顔を出さなくて(ファーストの『BUISINESS』が99位に初登場したくらいだった)、売れてない! って感じだったけど、あの時代、ホントにCDの売り上げ枚数が半端じゃなかったから、今の人たちと並べると果たして売り上げはどうだったんでしょうね。今はシングルだと一週間の売り上げが500枚でもチャートインする時代ですからね(バトルスの"gross drop" からのシングルがオリコンに入ってたときは、そりゃもうビックリしました)。

だからもし谷口崇さんのデビューが今ならあるいは……とか、不毛なことを考えたりもします。

いまでもすごい好き。

再販とかされていきなり超人気アーティストになったりしないかな~