ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ラスト・エネミー / ベネディクト・カンバーバッチとの出会い

ネタバレ?かもです
 
ひょんなことからレンタル落ちの『ラスト・エネミー』の前編だけを手に入れました。
ドラマ自体は3、4年前にWOWOWで放送したときに観ていたので、オチとか知ってるんです。で、そんときに「つまんねーオチだなおい」と思ったのもよく覚えています。そのままだったらもう思い出すこともなかったんでしょうが、去年の夏にベネディクト・カンバーバッチにハマってしまって以来、「もう一回観たい」欲が湧き上がってきていたのです。最初に観たときはロバート・カーライル目当てで観ていたので、ベネディクト・カンバーバッチにはなんの注意も払っていませんでした(多分これが最初に観たベネディクトです)。それどころか「影の薄い主人公だな」くらいに思っていました(ヒドい)。だからどんなだったのか再確認がしたくなって……。
ただこのドラマのDVDは、元々の流通量が少なかったのに加えて、去年日本でもおベネの需要が若干上がったことにより、現在は非常に入手が困難となっています。アマゾンをずっとチェックしてると時々商品が上がってきますが、ボックスセットはものすごく高額なんです。で、内容を知っている分余計に「あの内容にこの値段は払えねぇよな……」とか思って買うのを見送ってきたのですが、今回はレンタル落ちだし、しかも第1話と2話しかないのでお値段\980でした! おベネを再確認するためだけならちょうどいいくらいの金額です。
 
まだ第1話しか観ていませんが、再度確認してみて思ったことはやっぱおベネの影が薄い! ってことと、ロバート・カーライルはやっぱりセクシー! ってことでした。ベネディクト・カンバーバッチ、『シャーロック』ではあんなにセクシーなのに、アレ以外でセクシーに見える役をやっているのを観たことがありません。「かわいいな」とはよく思うので、本来彼はセクシーサイドの人ではないんでしょうね。『シャーロック』の時が奇跡的ってだけで(それもシリーズ1だけ。2では「かわいい」しかありませんでした)。
 
このドラマをもう一度観たいと思っていた理由がもう一つあって、それはこのドラマがジョージ・オーウェルの『1984年』を下敷きにしていると知ったから(もちろんおベネ情報を収集しているときに知りました)。この小説は割と最近(と言っても1年以上前のことですが)読んだところなので、どんな風に映像にされているのかに興味があったのです。でも今んところ、世の中が監視国家になってるって以外はあんまり『1984年』感はないです。後半にもっとそれっぽい感じの話が出てくるんだったかな。忘れちゃった。