ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ネタバレ『ライヘンバッハ・ヒーロー』感想 / BBCシャーロック

内容の感想はフライングで観ちゃったときのとそう変わらないので、来シリーズへの期待等がメインです。補足的なネタバレ感想はあるので、まだ観てない方はご注意を!

いやー、ついに終わっちゃいましたね。次はゲイティスさん(マイクロフトの中の人)の脚本で『空き家の冒険』から始まるそうです。『空き家の冒険』と言えば、死んだと思っていたホームズが目の前に現れたことに驚いたワトソン先生が失神したりする、萌え要素たっぷりのお話。BBCがどんな風にしてくれるのか今から楽しみです。このシリーズのカッコよすなジョンなら失神はしないでしょうけど……。ジョンて、かわいくてカッコいいという、稀有なキャラクターですよね。マーティン・フリーマンが上手いんだよな~。
原作の『シャーロック・ホームズの復活』以降の話って、シャロからジョンへのブロマンス度がハンパなくて(『ガリデブが三人』とか『白面の兵士』とか)、「BBC版なんて目じゃねぇな!」って感じなんですが、これから突入していく領域ではその原作感を遺憾なく発揮してくれるのかな? あぁ楽しみだ。

そして私的シャロの嫁に激押しキャラのモリーちゃん。いじらしくて誠実でかわいくて大好きです。来シリーズも登板してくれるよね? そんでどうやってシャロを助けたのかとかちゃんと教えてくれるよね? 恋人同士にはなれないだろうけど、シャロを支えられる数少ないキャラクターだと思うのよね。シャロにはこれからはもっとモリーちゃんを丁重に扱ってもらいたいものです。でも今回シャロの命を救うのに一役買ったことで、今までのあれやこれやもちょっとは報われたかな?

以下、『ライヘンバッハ・ヒーロー』補足の感想です。

ジムたんはガムの噛み方すらキモいね! 裁判所で廷吏の女の子にズボンのポケットをまさぐらせてガムを食べさせてもらうシーンはキモいんだけどちょっとセクシー。あのシーンを観るとジムたんは結構女の子好きそうに思います。「ユーアーミー」とか言って嬉しそうなところに水を差すようで悪いけど、DTほぼ確定のシャロとはやっぱ違うよモリちゃん先生。
そんでやっぱりロンドン塔で手を大きく広げるシーンは最高に美しい。アンドリューはなんだかんだ言って魅せる人だよな~と思います。

話が進むごとに、シャーロックことベネディクト・カンバーバッチが太っていくように見えるのは間違いではないようです。シャーロックの撮影が終わったらすぐに次回作の撮影に入ることになっていて、その役作りのためにドーナツを食べるなどして太る努力をしていたんだとか。そしてドルチェ・アンド・ガッバーナのピタピタのシャツがピチピチになり、おベネは窒息しそうになりながら演技をしていたそうです。
窒息て。あんなにヒットしたドラマでも、衣装を作り直してもらうとか買い直してもらうとかってないんですかね。

ところで、シャロが気づいて映像でピックアップされたとこ以外にも、今回のキーワードである "I owe you(翻訳では「借りは返す」とされてましたね)" が登場してます。私は一ヶ所しか見つけてないけど、もっと本気で探したらもっと出てきそう。またじっくり観なきゃ~