ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

BBCシャーロック・シリーズ2、ちょっぴり字幕をチェック!

あ~また消えやがった。なんだこいつの最近の所業は。私が20分かけて書いた記事を(っつても大したことは書いてませんが)返せよ~!
なんでスペースキー押しただけで全文消えるわけ!? あり得ない! ……NHKさんの悪口をちょこっと書いたからそのせい……? また消えるとヤなので、ちょっとずつ修正しながらアップしていきます。
 
や~『ベルグレービアの醜聞』と『バスカビルの犬(ハウンド)』を1泊で借りたんだけど、時間がなくてコメンタリーと字幕を堪能することはできませんでしたとゆうようなことを書いていたのですが、なんか、もう一回同じこと書くのとかアホらしいですね……。
 
とりあえずコメンタリー主体で観たので、字幕は全然チェックできませんでした。
 
でもどうしても気になっていた誤訳部分だけは確認いたしましたよ。
ベルグレービアの醜聞』のクリスマス・パーティーのシーンで、シャーロックがモリーちゃんのメイクと服装についてグジグジと意地悪を言うシーンがあるのですが、NHKさんはそこを
 
「デカい口と貧相な胸をカバーしようとしてる」
 
と訳していました。ここ、シリーズ1を観た人は「アレ?」と思いますよね? だってシャーロック、あんた去年、モリーちゃんの口のこと
 
「小さすぎる」
 
って思いっきりゆうとったやん! 英語で観ると「口と胸のサイズをカバーしようとしてる」と言ってますので、シャーロックは「どっちも小さい」と認識しているわけですな。そんなとこをシャーロックが見てる上に、世間的に見て大きいか小さいか判断できるってのも笑えます(だからきっとモリー、心配しなくてもシャロは君のことも体を見ただけで識別できると思うよ)。
しかしシリーズ2の翻訳を担当した人は1を観てないんですかね(あ、でもそう言えば吹き替え版には「口が小さい」って部分は反映されてないんだったか)。でも口を小さく見せたい人は赤い口紅は使わんだろう……。
しかしモリーちゃんて、別に口が特別小さいとは思わないし、胸もそんなに小さいとも思いませんけど……イギリスでは気にしなきゃいけないような部類に入るの? それともあれは小2男子・シャーロックの口から出て来た単なる意地悪なんですかね? あの時のシャロの表情は「見たことをそのまま全部言っちゃう子」のものではなく、どう見ても「モリーちゃんをどうしてもからかってやりたい子」のものですしね~。
 
あ~でも1泊ではホンットに全然字幕の確認ができませんでした。
 
「セックスなんか怖くない!」
 
って名訳だと思うんですけど、字幕ではどうなってるんでしょうね? ここを見逃すなんて、我ながらどうかしてるぜ!
私はNHKさんの吹き替え版の翻訳も結構好きなんです。軽妙な感じで笑えるし。ただ時々、このシリーズを好きなら多少英語が分からなくとも分かるような超ド級の誤訳を投下してくれるので、セカンドオピニオンは欠かせません。
 
今回は借りませんでしたが、『ライヘンバッハ・ヒーロー』でも凄く気になっている個所があります。クライマックスの屋上でのモリちゃん先生の
 
"I love news papers, fairytales."
 
とゆうセリフです。私ここ、ずっと「僕は新聞が大好きなんだ。だっておとぎ話だろ?」だと思ってたんですが、吹き替えでは「新聞もおとぎ話も好き」みたいな感じになってました。でも、その少し前のシーンでキティさんを使ってモリちゃん先生がやってのけたことを考えると、「いくらでもおとぎ話になってくれるから新聞が好き」と言ってるんだと思うんですよね~違うのかな。
 
確かに直後に「特にグリム童話が好き」って繋がってますけどね……。
 
 
そういや、シリーズ1の時のシャーロックの年齢は33歳だそうですね! マーク・ゲイティスさんがインタビューで明言されたっぽいです。初登場時のベネディクト・カンバーバッチの年齢そのまんまなんですね。33歳の小学2年生……。