ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

『天国と地獄』最終回直前 最後の考察

今さらなんだけど、九十九って司法取引で情報と引き換えに何を得たんでしょうか。釈放されてるの? さすがにんな訳ないか。しかも取引に使えるほど強い証言だったとも思えないし。

 

泣いても笑っても明日が最終回。

予告編に新たな映像が追加されてますね。

 


『天国と地獄 〜サイコな2人〜』3/21(日)最終回 遺言〜アイノカタチ 魂逆転の果て…サヨナラの決断【TBS】

 

この感じだと日高は兄の罪を全部被ろうとしてるっぽいですね。そしてセク原は何だかんだで日高が実行犯ではないことを理解していて「このままじゃ死刑だけどそれでいいのか」と言ってますね。望月が「あなたは私だったのにどうして!」と言ってるのは東の罪は東の罪として裁かれるべきなのにどうして被ろうとする? 私だったのに、それでも分からないの? って感じでしょうか。

たぶん例のSDカードに何か真相が入ってるんでしょうね。で、日高は無事に証拠隠滅と犯人隠匿の罪だけで裁かれると。

 

真相はやっぱりお父さんの事故を取引材料として操っていたというかリクルートした警察関係者がいたんだと思います。予告映像からしても八巻ではないから……セク原のバディとか? が、お父さんの事故現場に臨場→認知症の老人の単独事故として処理して握りつぶす代わりに清掃人にリクルート。更に逆らったり失敗したりしたら弟を殺すよと。東の「俺はどんな殺され方してもいいから」はそうじゃないと説明がつかない(ただし兄が自らクウシュウゴウになりたいと言っていたのでここはちょっと矛盾が……)。ちなみに十和田の自殺時に臨場したのもおなじ警官ではないかと。

 

とにもかくにも「やっぱり日高がサイコパスでした!」みたいな後味の悪いどんでん返しはなし! なし! なしで! お願いしますよ!

 

もうここまで来たら私の好みの展開を置いておきます。

 

夢オチ。

 

それはもういいか。

 

殺人は本物のクウシュウゴウ。掃除は日高。パチンコ玉詰めたりタバコ詰めたりは東。でも少なくとも日高は兄が殺人をしていたと勘違いしている。SDカードで黒幕が誰か分かってハッピーエンド!

でもそれ(東は殺人はやってない)だと、東は浮かばれなさすぎよね。

 

 

最後の考察に好みのものを、と言いつつ、気になってることを一つ。居酒屋で陸の過去が明らかになるシーンで陸がすごく後ろめたそうにしてるんですよね。「育ちがいいんだな」と言われて決まり悪そうだったり。「俺はサンドバッグだから」と発言してたり。陸の過去は嘘なのかなと思いました。家庭内で不遇だったとかいじめられてて社会に恨みを持ってるとか。会社で虐められてたのを掃除中の師匠に助けられたことがあってそれで師匠に付き従うことにしたとか?

どっかで陸=公安説が出てましたけど、だとすると警察内部にクウシュウゴウがいることが分かったので調査してたとか? 風紀委員の望月が疑われてたとか? でも公安ってそんなことするのかな。最初の官僚殺害の時から警察内部を怪しんでたとか(ところで今更ですがそしてずっと思ってたんですが官僚を殺す理由って何だろう。裁判官とか検察官ならともかく、官僚は事務屋やで)?

まぁいずれにせよ考えすぎか。そこまで広げる時間も残ってないですしね。

 

あとは座して放送を待つのみ!