ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

【和訳】レイ・ブラウン Rei Brown / "Islands"


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もんのすごく前(下手したら半年くらい前)にYouTuneでリクエストをいただきまして、やっと訳しました。もういいよ……と思われているかもしれませんが、やっと終わりました。

 

訳に悩んでいたとかではなく、よそ事をやっていたり私生活が怒涛な感じだったりで中々まとまって時間が取れなかったのです。和訳はやっぱりあんまり細切れでやるとうまくいかないので……。

 

レイくんの新曲も出たとこだし、ちょうどいいタイミングで出せました。

 

 

 

[Verse 1]

You remember

覚えてる?

 

When everything was fine?

上手く行ってた頃のこと

 

We were so much better

僕たちはずっと良かった

 

When we could speak our minds

自分たちの気持ちを話してるとき

 

When didIt gets so hard?

いつからそれが難しくなっちゃったんだろうね?

 

'Cause now we're miles apart

だって今の僕たちは心が離れてしまってる

 

 

[Verse 2]

Endless summer

終わらない夏の日に

 

We letit slip away

僕たちは手放してしまった

 

There was so much color

あんなにカラフルだったのに

 

But now the clouds aregray

でも今はすっかり曇ってしまって

 

AmI the onlyone

僕だけだったのかな?

 

That sees whatwe've become?

僕たちの未来を見たと思ったのは

 

 

[Chorus]

Islands

離れ小島

 

Far away on the horizon

地平線から遠く離れて

 

I can feel the ocean widen

海が広がっていくのを感じる

 

Sun is setting (Every second)

日が沈んでいく(みるみるうちに)

 

I'm not ready (I won't let it)

心の準備ができてないんだ(絶対無理だよ)

 

Pull us apart

僕たちを引き離すなんて

 

Baby, we're like islands

ベイビー、僕たちは離れ小島みたいだね

 

Far away on the horizon

地平線から遠く離れて

 

I can feel the ocean widen

海が広がっていくのを感じる

 

Sun is setting (Every second)

日が沈んでいく(みるみるうちに)

 

I'm not ready (I won't let it)

心の準備ができてないんだ(絶対無理だよ)

 

Pull us apart

僕たちを引き離すなんて

 

Sun is setting (Every second)

日が沈んでいく(見る見るうちに)

 

I'm not ready (I won't let it)

心の準備ができてないんだ(絶対無理だよ)

 

Pull us apart

僕たちを引き離すなんて

 

 

[Verse 3]

Tunnel vision

トンネルの中にいるみたいだ

 

Your head up in the clouds

君は心ここにあらずって感じで

 

You don't wanna listen

君は聞きたくないんだろうし

 

And try and work this out

この状況をどうにかしようとも思わないんだろうけど

 

We're runn ing out of time

僕たちは時間を無駄にしてるよ

 

We have to make it right

どうにかしなくちゃ

 

 

[Verse 4]

Treading water

立ち泳ぎで

 

You're slipping through my hands

君は僕の手をすり抜けていく

 

In the stormy weather

嵐の中でも

 

You're trying to pretend

君はごまかそうとしてる

 

If we just sit and wait

このままぼうっとしてたら

 

It'll all just go away

全部終わってしまうのに

 

 

[Chorus]

Islands

離れ小島

 

Far away on the horizon

地平線から遠く離れて

 

I can feel the ocean widen

海が広がっていくのを感じる

 

Sun is setting (Every second)

日が沈んでいく(みるみるうちに)

 

I'm not ready (I won't let it)

心の準備ができてないんだ(絶対無理だよ)

 

Pull us apart

僕たちを引き離すなんて

 

Baby, we're like islands

ベイビー、僕たちは離れ小島みたいだね

 

Far away on the horizon

地平線から遠く離れて

 

I can feel the ocean widen

海が広がっていくのを感じる

 

Sun is setting (Every second)

日が沈んでいく(みるみるうちに)

 

I'm not ready (I won't let it)

心の準備ができてないんだ(絶対無理だよ)

 

Pull us apart

僕たちを引き離すなんて

 

Sun is setting (Every second)

日が沈んでいく(見る見るうちに)

 

I'm not ready (I won't let it)

心の準備ができてないんだ(絶対無理だよ)

 

Pull us apart

僕たちを引き離すなんて

 

 

 

『やわ男とカタ子』ドラマ化ですね!

今更ですが、ドラマ始まりますね! 8月7日スタートのようです。

 

いろいろ妄想キャスティングしてましたが、

 

小柳さん:三浦翔平さん

藤子:松井玲奈さん

 

だそうです。

ピッタリピッタリ!

 

イケメンハイスペオネェに三浦さんピッタリ。

松井玲奈さんもイメージピッタリ!

 

わたしの妄想とは全然違ったけど!

 

楽しみ!

積読解消月間 第12回『神のロジック 次は誰の番ですか?』西澤保彦

こんなん分からんわ!

 

ヒントじゃ散々散りばめられていたわけですが、騙されるとか騙されないとか以前の問題でした。と言うか、「主題が何なのか最後の方までよく分からない」感じで、クライマックスに「おー!」となる感じ。でも面白くて読みやすかったので、2日で読み終わりました。

 

世界観というか設定というかカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』に似てるもんだからなんとなくそっち方面に引っ張られて読んでしまいましたが、全ッ然違う話でした。

 

でもあんまり感想書くとネタバレしそうなのであんまり書きません。

積読解消月間 第11回『BAR追分』『オムライス日和』『情熱のナポリタン』伊吹有喜

全部で3冊ある『BAR追分』シリーズです。

これはねぇ、読んでるとお腹がすきますね。

 

この本のせいでオムライスとナポリタン作る羽目になったからね!

 

読みやすくて面白かったですが、主人公に信じられないくらい魅力がありませんでした。人間、ここまで世の中のことに無関心で生きていられるものか? というくらいにものを知らず、人の心の機微にも疎いというより恐らく興味がない。そんなんで脚本家を目指しているという設定なので余計になんだかな~と思いました。

 

そして不思議なくらい脇のキャラは魅力的なんですよ。

BAR追分の店主のモモちゃんとか人形作家の梵さんとか、こっちのキャラの話をもっと読みたかったなぁ。

 

ちなみに梵さんの鼻歌はクイーンとデヴィッド・ボウイの "Under Pressure" ですね。

「ボンボンバエ」と呼ばれる由来は出だしのフレディの「ブンブンバーベイベー」って声ですな。いい歌だ。

 


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積読解消月間 第10回 『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信

前回の投稿からひと月ほど空いてしまいました。

 

風邪ひきあるあるですが、家族が一人一人順番に風邪をひいていき、一回りしたらまた最初の人がぶり返して……を繰り返していました。

 

やっと落ち着きました。しかしそんなだったので、ループが始まる前に読み終わった本(つまり今回の記事の本)のこととか、もうすでに忘れ気味です。

 

 

ものすごく好きというわけではなかったです。でも読みやすい文章で楽しめました。

ブラックユーモアミステリーとでも言うのでしょうか。とにかくブラックでした。短編集で、全部のお話に大学の読書サークルである「バベルの会」が絡んでいます。

面白かったのは評価の高い『玉野五十鈴の誉れ』と、表題作の『儚い羊たちの祝宴』です。

 

個人的には『儚い~』の方が好みかな。

 

 

 

ちなみにこの本を読んでいたら「あ! その本買わなくても俺が持ってたのに!」と夫に言われました。そういやこの作家さん好きなんだったな。でも本買うときにいちいち夫に確認してらんないもんよ。

積読解消月間 第9回『殺戮にいたる病』我孫子武丸

内容に関してはあんまり触れると面白くないので書きません。どんでん返しが好きな人は読んでください。私はしっかり騙されました。グロ描写あります。ご注意ください。私はそこは読み飛ばしましたが特に問題ありませんでした。

 

 

なのでどうでもいい話を。

 

現代の話だと思って読んでいたら家電でこっそりガールフレンドに電話をするだらなんだらいう話が出てきて、やっとひと昔前の話だということに気づきました(1992年に初版が発行されていました)。まぁ時代がいつかというのはあんまりこのお話には影響ないのですが。

 

それでも現代ではありえない描写がたくさん出てきました。

 

殺人犯DNA残し過ぎ問題とか。

 

そしてそんだけDNAを残してても誰もDNAのDの字も言わないこととか。

 

インターネットのイの字もないこととか。

 

たった30年でも(というか少なくとも15年前にはDNAという言葉は本当に一般的だったと思うけど)時代が変わるだけでここまで世界が変わってるんだなと面白く読みました。逆に、30年前の人が今のミステリー読んでも分からんことが多すぎて読めないだろうな。ネット関連のことなんて本当に宇宙語だろうし。

(そしてそんな時代にあの内容でリリースされたパトレイバーってすごいよな、と唐突に思ったりしました)

積読解消月間 第8回『盲目的な恋と友情』辻村深月

カバーイラストがヒグチユウコさんだったからというだけの理由で購入。初めての辻村深月さんです。

 

人間は誰しもそれなりに認知が歪んでいるんだろうとは思いますが、極端に歪んだ人がたくさん出て来るお話でした。その歪み方がまた私の心のあっちをつつき、こっちをつついてくるような感じでねぇ……。いや私もここまでは歪んでないよ? 歪んでないと思うけどさ。

 

軽く読めちゃうけど黒い話でした。