全部で3冊ある『BAR追分』シリーズです。
これはねぇ、読んでるとお腹がすきますね。
この本のせいでオムライスとナポリタン作る羽目になったからね!
読みやすくて面白かったですが、主人公に信じられないくらい魅力がありませんでした。人間、ここまで世の中のことに無関心で生きていられるものか? というくらいにものを知らず、人の心の機微にも疎いというより恐らく興味がない。そんなんで脚本家を目指しているという設定なので余計になんだかな~と思いました。
そして不思議なくらい脇のキャラは魅力的なんですよ。
BAR追分の店主のモモちゃんとか人形作家の梵さんとか、こっちのキャラの話をもっと読みたかったなぁ。
ちなみに梵さんの鼻歌はクイーンとデヴィッド・ボウイの "Under Pressure" ですね。
「ボンボンバエ」と呼ばれる由来は出だしのフレディの「ブンブンバーベイベー」って声ですな。いい歌だ。