ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ホイットニー・ヒューストンの好きな曲トップ5

デビュー当時「ネクスト・キング・オブ・ポップ」と評されたアッシャーですが、やはりマイケル・ジャクソンは憧れの存在だったようです。マイケルのコンサート『マイケル・ジャクソン30周年記念コンサート』に出演し、マイア、ホイットニー・ヒューストンと共に “Wannabe starting somethinng” を披露したそうです。
ちなみにアッシャーとホイットニーは、同じボーカル・コーチ(ゲイリー・カトーナさん)と契約しているようです。このゲイリー・カトーナさん、クライアントを見ているとアンドレア・ボチェッリやらブライアン・ウィルソンやら、大物ばかりで結構ビビります。
 
1. My love is your love
ホイットニー最後のビルボードでトップ5入りしたシングルです。1998年のアルバム “My love is your love” のタイトル曲で、1999年に全米最高4位を記録しています。
こちらは神様への愛を歌った曲で、ヒップ・ホップやレゲエの要素をふんだんに取り入れた曲に仕上がっています。プロデューサーは納得のワイクリフ・ジョン。ヒップ・ホップ・バラードって感じでしょうか。
キリスト教国家の曲を聴いていると良く出てくるのが、「もし明日が審判の日だったとしても後悔はない」という歌詞で、この曲にも出てきます。そんな風に生きられたら最高ですけどね。なかなかそうもいきませんよね。
 
2. I learned from the best
そしてこちらはホイットニー最後の全米トップ40入りしたシングルです(アメリカ国歌を除きます)。“My love is your love” がクールなR&Bチューンだったのに対し、こっちは王道のポップ・バラード。雨が降っているようなイントロが印象的で大好きな一曲です。
私は大好きなんですが、この手の音楽が斜陽になりつつある時代だったので、大ヒットには至りませんでした。ダイアン・ウォーレン作詞作曲、デヴィッド・フォスタープロデュースという、ゴージャスの極みのような一曲です。この二人がタッグ組んでバラード作るなんてすごいわ。
 
3. Saving all my love for you
私が初めて聞いたホイットニー・ヒューストンの曲です。そしてホイットニーにとっては初の全米ナンバー・ワン・ソングでもあります。
1985年に1位を獲得しています。かなり王道のソウル・ミュージックで、この曲を歌っていた当時ホイットニーはまだ22歳だったはずですが、とても22歳の女の子とは思えない、大人の女性の雰囲気を漂わせています。恋の浮ついた感じなど微塵も感じさせません。「すべてをあなたに」という邦題にピッタリ。
 
4. I will always love you
この曲なしにホイットニーは語れませんよね。みんな知ってるこの曲。映画『ボディーガード』の主題歌で、14週連続1位、1993年のビルボード年間チャートでももちろん1位、現在までのシングル総売り上げ枚数1000万枚以上と破格の大ヒットを記録しました。日本でもデジタル・ダウンロードだけで25万コピー売れているようなので、どれだけ人気なのかが分かります。
ホイットニー・ヒューストンの代表曲ですが、実はホイットニーのオリジナルではありません。オリジナルはドリー・パートン1973年のシングルです。「あなたを愛しているから、私は身を引くわ」という、結構悲しい大人の恋の歌です。
メロディなど大好きなわけではないのですが、あの有名な「エンダァ~~~」に入る直前の部分の “We both know, I’m not what you, what you need” ってところを聴くたびに泣きそうになります。ここからの
 
5. I believe in you and me
映画『天使の贈り物』サウンドトラックからのシングルで、1996年に全米最高4位を記録しています。オリジナルはフォー・トップスの1983年のシングルで、それをデヴィッド・フォスターがホイットニー用にアレンジしています。
もともとホイットニーはゴスペル隊に入っていたこともあり、ゴスペル調の曲も結構発表しています。こちらも映画が牧師夫婦の話なので、ゴスペルっぽいアレンジになっています。が、歌い上げるというよりかは優しく語りかけるような歌で、ホイットニーのきれいな声が楽曲にとてもマッチしています。