ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

スティングの好きな曲トップ5

ゴティエさんの歌声はピーター・ガブリエル以外にも「スティングに似ている」とよく言われます。ピーター・ガブリエル以上に全然似ていると思えないのですが、この「スティング派」も結構多いです。私から見たゴティエさんとスティングの共通点は、めちゃくちゃ美形ってとこくらいですかね。
「スティング(=ハチ)」というあだ名は子供のころに黄色と黒のしましまのスウェットを好んで着ていたからついたそうです。本名はゴードン・マチュー・サムナーさんです。
 
1. The mighty
『マイフレンド・メモリー』という映画のエンディング・テーマだった曲で、ケルト風味の曲です。
映画の内容に絡めて、アーサー王の世界観が歌詞になっています。
この曲はまだアマゾンなどが私の世界に入ってくる前、かなり苦労して探した記憶があります(サントラが発売して半年もたたないうちに生産中止になってしまったため)。結局その時は手に入らず、かなり後になってからアマゾンを通して手に入れました。
 
2. Desert rose feat. Cheb Mami
2000年に全英最高15位、全米最高17位を記録しています。1999年のアルバム “Brand new day” に収録されています。エキゾチックなクラブ・ミュージック。
フィーチャーされているシェブ・マミさんはアルジェリア出身のライ・シンガーです。「ライ」とはアルジェリアあたりの音楽で、伝統的な音楽とポップスを融合させた音楽です(ちなみにこの曲で共演した縁で、スティングはマミさんに“Le Rai c’est chic” という曲を提供しています)。
この曲のビデオでスティングはジャガーSタイプに乗っているのですが、この車めちゃくちゃカッコいいです。誰か私に買ってください。
 
3. Englishman in New York
コーラス部分の “a legal alienって表現がとってもお洒落というか、面白いなと思います。「合法的な異星人」。「違法な異星人」がいるんでしょうかね。それはそれで面白い。レゲエ風のアレンジがまたお洒落なんですよね~
1988年のアルバム “…Nothing likethe sun” に収録されています。全英最高51位、全米最高84位と、別に大ヒットしたわけではないのに今でも愛されている名曲ですね。
 
4. Brand new day
1999年の “Brand new day” からのタイトル曲です。
「真新しい一日」というタイトル通り、朝日が昇ってくるような、神々しい曲です。イントロのハーモニカがまたカッコいいのですよね~
この曲がアルバムのクロージング・ソングとなっています。収録されている曲が「夜」っぽいものが多いので、日の出のような曲で締めるというのは最高の終わり方なんじゃないでしょうか。
 
5. Shape of my heart
日本における知名度ナンバー・ワン・ソングではないでしょうか。イントロのギターがカッコ良すぎなんですよね。
1994年の大ヒット映画『レオン』のエンディング・テーマです。全英最高57位、全米ではチャート・インすらしておらず、意外と流行らなかったのね……と驚いております。
ただ、色んなアーティストにサンプリングされているので、愛されていることに違いはないでしょう。個人的に一番好きなのは、カール・トーマスの“Emotional” という曲のサンプリングの仕方です。ずーっと普通のR&Bとして進むのですが、エンディング部分だけ見事にあの印象的なイントロに繋がっているのです。最初からこの曲のアウトロだったように、ごく自然に仕上がっていますので興味のある方は是非聞いてみてください。


こういう、全く別ジャンルの音楽との融合って最高ですよね!