ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

アヴィーチーの好きな曲トップ5

リンキン・パークは意外と交友関係が広く、意外なところではマイク・シノダがアヴィーチーの大ヒット曲 Wake me up!にプロデューサーとしてクレジットされています。ディスコグラフィを見ているとロック畑の人とはよく関わっているので、アヴィーチー本人の音楽の歴史にはロックも深く刻まれているのでしょう。そもそもスウェーデンは音楽の層が厚いですし。
 
1. Silhouettes
アヴィーチーの曲の中ではこれが一番好きです。
セイレム・アル・ファキールというスウェーデンでは売れっ子っぽいシンガーをフィーチャーしています。
まだアルバムを出していないころの作品で、スウェーデンで最高11位、全英で最高22位を記録しました。
過去は変えられないから、未来を見ようというようなメッセージ・ソングです。PVがとても印象的です。
 
2. Lay me down
“Silhouettes” と並んで大好きなのがこの曲です。
シンガーにはクイーンの現シンガー、アダム・ランバート君を迎え、ナイル・ロジャース大先生をプロデューサー及びギタリストとして呼んできた一曲です。
80年代後半から90年代前半のディスコ・ソングを現代のクラブ・ミュージックに上手く落とし込んだ秀作で、アダム・ランバート君のアンドロジナシスなセクシーさがさく裂した最高の曲です。
デビュー・アルバムの “True” に収録されていて、スウェーデンで最高39位を記録しました。
 
今のところアヴィーチー最大のヒット曲で、全米最高4位、スウェーデンやイギリスなどのヨーロッパでは軒並み1位を記録し、全世界で1000万コピーを超える売り上げを記録しました。ボーカルとしてフィーチャーしているのはアロー・ブラックです。そして共同プロデューサーとして、マイク・シノダがクレジットされています。
この曲の大ヒットの最大の要因はやはり全く違うジャンルを融合させて曲を作り上げたことでしょう。フォークトロニカというジャンルは2000年代から存在していますが、ここまでカントリーというか、ブルーグラス感を前面に押し出した曲はそれまでにはなかったように思います。
大人になるまで起こさないで! という曲。
 
4. Levels
Wake me up!以前の最高のヒット曲がこちらでしょう。スウェーデンで初の1位を獲得し、全英でも最高4位、アメリカでも60位を記録しています。
エタ・ジェイムズの “Something’s got a hold on me” をサンプリングしたコーラス部分がとても印象的な曲です。この曲を聴いていると、なぜか坂本龍一さんっぽいなと思ってしまいます。理由はよくわかりません。

ちなみにこの曲はゴティエさんの “Somebody that I used toknow feat. Kimbra” マッシュアップされています。こちらもなかなかに聴きごたえがあります。”Levelsthat I used to know” としてYouTubeにもアップされています。

 
 

5. My feelings for you with SebasitienDrums

アヴィーチーたんの初期作品の一つです。セバンチャン・ドラムスさんと組んでいるためなのか、普段のアヴィーチーたんの曲とは少し趣が違いますが、とてもノリのいい曲です。
ちなみにセバスチャン・ドラムスさんがどんな人なのかはよく分かりませんでした。
スウェーデンで最高37位、全英で最高46位を記録しています。

グウェン・マックレーさんの1979年の曲、”All this love that I’m giving” を全面的にサンプリングしていて、タイトルの“My feelings for you”  も、この曲の歌詞に起因しています。

 
以上、アヴィーチーの好きな曲トップ5でした。