リリー・アレンと言えば、結婚前は数々の浮名を流し、一時期はケミカル・ブラザーズのエド・シモンズとも交際していました。あまり意外ではない組み合わせですが、美女と野獣感も否めませんね。
1. Galvanize feat. Q-Tip
(電気などで)ショックを与える、という穏やかでないタイトルのこの曲。2005年発表のアルバム、”Push the button” からのファースト・シングルです。全英最高3位を記録しています。
内容はタイトル通り穏やかではなく、「(核の)スイッチを押せ!」という内容です。
2. Hold tight London feat. Anna Lynn Williams
同じく ”Push the button” に収録されています。シングル化はされていませんが、とても好きな曲です。
3. Swoon
“Further” からのセカンド・シングルです。いい曲だと思うんですが、あんまりイギリスでは受けなかったようです。
さらに、この曲を収録している ”Further” というアルバムはイギリスのチャートに登場しませんでした。というのも、イギリスのチャートでは販促行為的なことをしているアルバムは対象としない、としているらしく、この ”Further” というアルバムが iPadプレゼントキャンペーンをやっていたことがいけなかったようです。
4. Where do I begin feat. Beth Orton
セカンド・アルバムの ”Dig your own hole” に収録されています。プロモーション・シングルとして発表されました。
ベス・オートンの半分夢の中にいるようなボーカルが印象的です。
「どこからはじめたらいい?」
という問いかけが延々と続きますが、その内容の通り、音楽的にも夢と現を行ったり来たり……というか、夢と現の間をフラフラしているような印象を受ける曲です。とてもフワフワしています。
映画『バニラ・スカイ』でも使用されています。あれもまさに夢と現実ゴチャゴチャ系の映画でしたね。
5. Star guitar
“Come with us” からのシングルで、全英最高8位を記録しています。
電車の車窓から見える景色が延々と続く、ミシェル・ゴンドリーが監督したビデオが印象的でした。なんか少し違和感を感じる映像で、曲の雰囲気にとてもマッチしていました。
なんていうのか、聞いててそこまでチャート・フレンドリーな感じじゃないのにトップ10入りするところがすごいなと思います、好きなことをやっているけどそれが商売として成功するって最高ですよね。