おめでとうございます!
きのうは感情的に忙しかったです。
デヴィッド・ボウイ逝去のニュースに結構なショックを受けたまま観始めた、ゴールデン・グローブ賞。映画部門助演男優賞の発表でシルベスター・スタローンの名前が呼ばれた瞬間、自分でも驚いたんですがマジで泣きました。
や、別にスタローンのファンな訳でも何でもないんですけど、もしこのブログをずっと読んでくださってる方がいたらなんか分かるかも知れないんですけど、私は「普段賞レースで冷遇されている人のノミネート」に異様に興奮するんですよ。でもこういうところは結構みんなあるんじゃないかと思います。なんか応援したくなるって言うかさー。
去年のオスカーならスティーヴ・カレルですよ。結局受賞しなかったけど。古くは『ドリーム・ガール』のエディ・マーフィーとかね。彼も受賞しなかったなぁ……。
で、シルベスター・スタローンもそういう人ですよね。『ロッキー』第一作は作品的にも評価され、興行的にも成功した映画ですけど、その後は少なくともゴールデン・グローブとかオスカーとかの所謂「権威ある賞」に絡むようなことはほとんどなかったと思います。
そこへ来ての『クリード』ですよ。
スタローンの凄いところはちゃんと自分が脇に回れるところなんだと思います(『エクスペンダブルズ』シリーズもそういうところがあるんでしょうけど)。
なんかさ、自分の名前が呼ばれるって、スタローン自身もあんまり思ってなかった感じじゃないですか。あの表情。周りにいた人達も、驚きつつも嬉しそうなスタンディングオーベーションで壇上にスタローンを送ってさ。
いいもの観たなぁって気分です。
次はアカデミー賞だね!
スタローン、絶対にノミネート&受賞しますように!
それに加えて作品賞か監督賞を『マッドマックス~怒りのデス・ロード』が受賞したら興奮しすぎて死ぬかも。