ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

シェイムレス2~俺たちに恥はない~第8話『さよなら、おばあちゃん!』ネタバレ感想

いやいやいやいや~
来てるね! キてるね! 『シェイムレス2』絶好調だね!

基本はフランク&ペギーのギャラガー母子の話でしたが、サブキャラストーリーも充実。以下、ネタバレしてるので反転させます。





















イアンとセックスしてるのをフランクに見られちゃったノエル・フィッシャーくんことミッキー。ゲイだと知られたからには生かしちゃおけんとテキトーな理由をデッチ上げて仲間を引き連れ、フランクを殺しに行きます。イアンはフランクに警告を与えたり、ミッキーを説得しようとしたりして何とかミッキーによるフランク・ギャラガー殺害を阻止しようとします。いくらろくでなしでもやっぱ親だもんね~と思ってたら、「ミッキーを少年院に行かせたくない!(半泣き)」のが理由なんだそうです。惚れてるんだね。まぁそれが理由100パーセントってこたないだろうけどさ。
そんないじらしいイアンに「彼氏面すんじゃねーよ」と吐き捨ててフランクを探しに行くミッキー。でも結局殺せないんだな。何でできなかったのか、はよくは分かりません。結局ミッキーもイアンに惚れてるからなのか、ろくでなしだけど人でなしではないからなのか。

このね、フランクが目の前に一人で今こそ絶好のチャンス! って時にさ。殺るか殺らないか迷ってる、ってゆうか、自分にはできないって悟るときの表情がさ。ノエル・フィッシャーてんさい! って思っちゃうくらいギューンてなる顔だったのですよ! 彼はあの演技でシーズン3のレギュラーの座を勝ち取ったに違いない。

そんでまぁ、運良く(?)警察がその辺をウロウロしていたので、お巡りさんを一殴りして逮捕してもらい面目を保つことにも成功したのでした。


ジョディはやっとキャラが確立してきた(ってゆうか元々あった設定が生かされてきてる?)感じですね。めっちゃアホでめっちゃいい子。シーラとペギーがまさかの和解を成立させ、ジョディとシーラが二人でペギーの介護をするのですが、ジョディは素晴らしい働きを見せます。ジョディ、薬の売人なんてやってないでその仕事を生業にしなさいよ! あんた優しいし、力持ちだし、アホだけどバカじゃないし、いいじゃんねぇ?

和解したシーラとペギーが、ペギーのある決断を通して関係を更に深めるシーンは感動的でした。シーズン1でも「感動的」って意味で印象に残ってるエピソードはシーラ関連のものが多いのです。基本的にシーラというキャラクターが優しい女だからとゆうのもあるのでしょうが、やっぱりジョーン・キューザックって役者が上手いからってのも大きいんだろうなぁと思わずにはいられません。どことなく可笑しいのに、感動的。そんなの表現できる人もなかなかいないですよ~


そしてエンドクレジットが始まってもチャンネルを変えてはならないのがこの番組。




そりゃそーだよね。そうなるよね。






とおもわずにはいられない、一番最後に一番深く視聴者の何かを抉れるポイントを持ってくるポール・アボットと仲間たち。あ~憎たらしい。アンタら最高だよ!