ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

引っ越し珍道中 その① 引っ越し屋さん

大いに外れたアカデミー賞記事は無視して1月の引っ越しのことを書きます。

 

引っ越し屋さん大手3社に見積依頼を出して、最初に来たA社からはトラック2台と荷造り込みで35万円との回答。次に来たB社は荷造り込みでなんと12万円。トラックも1台で全然行けますぜとのこと。もうC社の見積もりを断ってB社に飛びつきました。20万円以上違うからね! でもこれが間違いの元だったよね。そりゃ20万円も差があるっておかしいよね。いや、厳密に言うとうちは実は1円も何も損はしてないんだけどもさ。なんか申し訳ないことになったよね。

 

1日目は荷造り、2日目に移動という日程で契約成立。

1日目の午前中くらいには荷造りは終わるでしょうとのことだったのですが……。

 

まぁやっぱり大事な物とかは自分でやっときたいし、ある程度はやっといた方がいいわよねと思って前日夜中3時くらいまで荷造りして、段ボール20箱分くらいは詰めておきました。この時点でまだ全く終わりが見えない感じだったので、ここでも気づくべきだったのかもしれないよね。

 

荷造り当日、私が実家に子供を預けに行っている間に荷造りの担当さん2人組がやって来ました。私はこの時いなかったので直接聞いたわけではないんですが、夫が言うには「聞いてたより多い……」というようなことを担当さんがつぶやいていたそうです。

 

そしてプロの手が入った本格的な荷造りが始まったわけですが……終わらない! マジで終わらない! 午前中? 誰だそんなこと言ったの? 結局夜6時くらいまで頑張って何とか形になり、担当さんが帰ってからも夫が1人で少し頑張る羽目に……(私は子供のお世話もあったので6時に実家へ)。津での最後の夜だし3人でどっかに晩ごはんでも食べに行こうかとか言ってたけど全然そんなん無理だったわ。

 

翌日、子供のごはんなどを済ませ家へ向かう準備をしていると夫からラインが。

 

「積み込みの人がうちの状況を見て「トラック1台では無理ですね」と言って急遽もう一台手配してくれました」

 

これさ、ちょっとゾッとしたよね。1月だったからよかったけど3月とか引っ越しのハイシーズンだったらたぶんこんなことできないよ? トラック出払ってて無理ですって案件よ?

 

これは……見積もりがおかしかったのでは……? だって20万円違うっておかしいよね?

 

自転車を積み込むのでどれか教えてくださいと言われたので1人の作業員さんと一緒に駐輪場へ行ったんですが、エレベーターの中で「なんか荷物多くてすみません……」と言ったら「いえ! 営業のミスですから!」と爽やかに返してくれました。やっぱり営業さんミスっとったんかーい!

 

積み込みもお昼過ぎまでかかり、引っ越し先へは1時間半もあれば着く距離ですがこんどはこの大荷物を運びこまなければいけない……結局別の現場にいた作業員さんたちが応援に来てくれて、夜の8時くらいまでかかって荷下ろししてくれたそうです。

 

そんなこんなで「追加料金とか請求されるのかなぁ……最終的に35万円より高くなったりして」とちょっと不安になったりもしました。が、もっと簡単な現場を想定されていたため配置されてる人員も少なかったんですよ。だから現場の人は本当にめちゃくちゃ大変だったと思うので、ちょっとくらいは請求されてもしょうがないかなとも思いました。ていうか現場の人にボーナスあげて……っていう。後で夫も同じことを言ってました。

 

最終的に追加料金を請求されることはなく、うちは丸トク。引っ越し屋さんは大損。営業さん怒られたんだろうなぁ……。

 

ちなみに。

実は私の両親ももうすぐ引っ越しなんですが、うちと同じく大手3社に見積を依頼したら3社とも大体同じ金額を提示してきたそうです。

 

そうだよね! 普通そうだよね! 20万円違うっておかしいよね!

 

もうお引越しはしないけど(たぶん)教訓になりました。

 

「2社の見積もり金額ががあんまりにもかけ離れてるときには疑いを持て」

 

いやマジでね。トラックも助っ人さんも呼べる時期でよかったよ……。