ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

サマーソニック大阪2018 チャンス・ザ・ラッパー ネタバレ感想

今回の私にとっての目玉その1、チャンス・ザ・ラッパー。
アレッシアちゃんのマウンテン・ステージからチャンスのオーシャン・ステージまでが結構な距離だったため、チャンスの開始20分前にマウンテン・ステージを後にし、オーシャンへ向かいました。走りました。しかもオーシャンに着いても入口遠! 分け入って分け入って比較的前の方をゲットし、待機です。
お互いに初めましての我々オーサカン・ジャパニーズとチャンス・ザ・ラッパー・フロム・シカゴ。手探りで進み始めたショウでした。そう、チャンスもこの日が初めての日本でのパフォーマンスだったのです。
途中、MCの最中にクスッとチャンスが笑ったので何かと思ったら「君たち、静かだね……」って。ごめんよぉぉ~!!!!! でもね、その「静かだね」って言い方も優しくて、責めてる感じでもなんでもなくて!
チャンス・ザ・ラッパーってもう世界的に見ると本当に本当に大スターで、正直今回のような環境でのパフォーマンスは久しくしてなかったんじゃないかと思う。もちろんあの場にいた我々はチャンスがいかにすごい功績を積み上げていて、音楽業界に新たな歴史を作って、どれだけ地元のシカゴを愛していて、シカゴのために尽力しているかを知っている人がほとんどだろうけど! でもチャンスからの呼び掛けには上手く応えられなくて、シンガロングなんかも上手く行かなくて。
それでもすごく誠実に丁寧にパフォーマンスしてくれて、だんだんこっちも波に乗れるようになってきて、最後に会場全体で一緒に歌えた時のあのチャンスの表情! 本当に嬉しそうで、「あぁ、感動してくれてるんだな」って思えるような顔で、こっちまでジーンと来てしまったよ。
ちなみに私の隣にいた女の子は正真正銘のチャンスガチ勢だったらしく、一曲ごとに手で口を押えて歓喜の声が漏れるのをなんとかして堪えていました。その姿にもグッときたよね。そんな風に思える相手がいるっていいよね。
 
1日目はやっぱりチャンス・ザ・ラッパーがベストやったかな。ベックもすごく良かったけど。