ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

ルパート・ホルムズ Rupert Holmes / "Escape (Piña colada song)"

量を聞いてれば多少は英語の歌詞も聞き取れるようになったりするものですが、さりとて喋れるわけでは全くないし、意味は分かってもそのままダイレクトに流れ込んでくるわけではありません。歌手によっては最初から最後まで一単語も聞き取れないこともあります。
 
「歌詞で曲を好きになるか、音で曲を好きになるか」論争では、私は確実に「音で好きになる」派で、歌詞はあまり気にしません。
なので、「歌詞の意味を知って好きになった」という経験はありませんが、「このメロディとアレンジにこの歌詞は最高だよね!」と思ったことは何度かあります。
 

その中の一曲が、この”Escape(Piña colada song)” です。ルパート・ホルムズ(ルパート・ホームズが正しいんでしょうけど、日本ではホルムズで通ってるのでホルムズと表記します)

 
内容としては、「奥さん(もしくは長く付き合ってる彼女)に飽きてきた男が新聞の恋人募集欄で見つけた趣味の合いそうな女性に会いに行ったら待ち合わせ場所にいたのは何と自分の奥さんで「あら、あんただったの」とか言われて二人で笑って「でも僕、君がピニャ・コラーダが好きなんて全然知らなかったよ!」とかなんとか言いながら僕たちお互いのこと何も知らなかったね~ともう一遍恋に落ちる」感じの歌です。
 
で、メロディとアレンジがまたこの歌詞の内容にピッタリで、とにもかくにもすっとぼけているのです。イントロも一回聞いたら忘れられない感じなので、タイトル聞いて分らなくても、イントロを聞いたら知ってるって人は結構いると思います。