今回はママのサイコパスっぷりが披露され、もうこの家族は……! という気持ちになりました。
翼くんがロベルトに「ユニフォーム見せてよ~」とせがんだので、ロベルトがブラジル代表時代のユニフォームを出してきてくれたのです。翼くんはそれを体に当てて「お母さん見て! ロベルトのユニフォームだよ!」と無邪気にはしゃぐのですがそれを見た翼ママのひとこと。「よかったわね~翼」でもなく「あらあら、ありがとう、ロベルト」でもなくまさかの
「ちょっと~ロベルト、そのユニフォームちゃんと洗ってあるんでしょうね?」
え? いくらロベルトが居候だからって、失礼すぎやしません?
「いやだな~当然じゃないですか~はっはっは」
と軽く流すロベルト。
さらにはロベルトの部屋に置いてあった封書(『健康診断書在中』と表書きしてある)の中身を勝手に見る始末……いやいや、それはいかんだろう! マジでいかんだろう! 思いっきり個人情報やんけ! 子供がマネしたらどないすんねん!
ちなみにそこには「ロベルトが網膜剥離を起こしている」ことが書いてありました。頭にちょっとでも衝撃を受けると失明してしまうくらいに症状は進行しているらしく、ロベルトはもうサッカー選手を引退するよりほかないそうです。日本に来たのは治療法を求めてだったんですね~
さて、新学年が始まった南葛小学校では、石崎くんがやっぱりハイテンション気味に翼くんのことをみんなに語っています。そして案の定「石崎が話を盛ってる」からの「翼すげーや」という流れ。
新学期からはロベルト本郷がコーチに就任した南葛小サッカー部(今まではいなかったようです)。初回のサッカーの練習ではロベルトの提案で「翼vs南葛小サッカー部」の試合をしました。
5分間で翼くんがゴールを決めれば翼くんの勝ち。チームがゴールを守り切ればチームの勝ち。答えはもうわかっていますね。翼くんが勝ちました。
翼には勝てねーよ~格が違うよ~と嘆くチームのメンバー達ですが、ロベルトも翼くんもそうは思っていないようで、口をそろえて「ボールと友達になればいいよ!」と言います。
この「ボールと友達になる」という行為、言っている意味は分からんでもないのですが、「友達になるためにやらなければいけないこと」が結構アレです。サイコパス的な発想です。
「片時もボールと離れてはいけない。しかし手で触ってはいけない。学校の行き帰りもドリブルしながら!」
というものなのですが、いや、あぶねぇだろ。翼、お前、ガキのころにボール追っかけて道路に飛び出してトラックに撥ねられただろ。第一話でやってただろ。忘れてねぇぞ。
小学生がドリブルしながらウロついてる(しかも何人も)道なんて自動車の運転者からすると恐怖でしかないですよね。80年代の放送当時、問題になっただろうなぁコレ。今はまぁ私を含めて大きいお友達しか見てないでしょうけど。
ちなみに今回は、ヒロインらしき女の子が登場しました。チームとの対戦で勝った翼くんに一目ぼれした模様ですが……ですが……翼くんって、サッカー以外に何かに興味を持てるのでしょうか……? でもこの感じだと彼女の方が押しまくっていくのかな?
来週も楽しみだぜ!