ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

クリスティーナ・アギレラの好きな曲トップ5

きのう安室ちゃんとブリちゃんのトップ5を作ってから、いろんなアーティストのトップ5を作りたくなったので(場合によってはトップ10ですが)、これからしばらくあげて行こうと思います。
今回はクリスティーナ・アギレラさん。大好きなんです。

この方、アイドルとしてデビューしたにも関わらず寡作な方で、1998年にデビューしてから現在までに発表されたオリジナル・アルバムはたったの5枚です
(『バーレスク』サントラやスペイン語版のアルバム、クリスマスアルバムなどの企画物はちょこちょこあるのですが、完全なオリジナル・アルバムは少ないのです)。
ここ2作は商業的に失敗しているので、下手したら6枚目は出ないかもしれません。
一昨年くらいに「ファレルとレコーディングした」って情報が流れたりしたんですけどね。それから結局音沙汰なしです。
ナイル・ロジャース先生とコラボした曲も不発に終わってしまったし……。なんか選曲がへたくそなんですよね。
歌唱力と表現力はピカ一なので、商業的に成功しそうな曲を選んでいればよいのになぜかアーティスト路線
(レディーホークとかゴールドフラップとかル・ティグラとかピーチズとかM.I.A.とかサンティゴールドとか……)に行きたがるから……
向いてないのに。

さて、そんなクリスティーナ・アギレラ様のトップ5に収まらないかもしれないチャートです。

1.Love for all seasons
リアーナを見出したプロデューサーコンビ、カール・スターケンとエヴァン・ロジャースの作品です。
イントロからアウトロまで全部好きです。ちなみにクリスティーナは、この曲は歌いこなすのが本当に難しかった、と何かのインタビューで語っていました。

2.So emotional
デビューアルバムからのシングルになる予定だったけど結局"What a girl wants"がカットされ、シングルにはなりませんでした。
でもこの時代に全盛だったR&Bテイストのポップで、女の子が背伸びしてる感じの素敵な曲です。

3.Love will find a way
"Love for all seasons"と同じくスターケン&ロジャースの作品。好きなんですよ。イントロが。

4.Soar
セカンド・アルバムの"Stripped"に収録されている曲。
曲単位ではデビュー・アルバムに好きなものが多いのですが、アルバム全体としてはこれが一番好きです。
"Soar"というタイトルにふさわしく、空に舞い上がっていくような曲。

5.Impossible
アリシア・キーズとコラボしてます。作詞・作曲もアリシア・キーズ
アレンジがバート・バカラックっぽくて好きです。自作の"Back to basics"に繋がる系譜の曲ですね。

6.Save me from myself
いつもの絶叫は封印した曲。三作目の"Back to basics"に収録されています。
このアルバムを買ったばかりのころ、朝起きたら母がこの曲を聴いていたのですが、
クリスティーナだとは分からず「これ誰?」と聞きました。それくらい別人です。リンダ・ペリーとの共作。

7.My girls
4作目の"Bionic"に収録されています。M.I.A.がミュージシャンになるキッカケになった女性アーティスト、ピーチズをフィーチャーしてます。
ル・ティグラのプロデュース曲。
参加してるメンツからも分かりますが、スーパークールな曲です。
この曲が収録されているアルバムは商業的に成功しなかったし、評価もあまり高くありませんが、曲単位でみるといい曲が何曲も入っています。
プロデューサー陣がとにかく豪華で、スイッチ、M.I.A.、シーア、ル・ティグラ、サンティゴールド、トリッキー・スチュアートなど。
エレクトロ路線に行ったことでレディー・ガガのパクリだなどと揶揄されていましたが、
このプロデューサーのメンツから考えても彼女がなりたかったのはアングラでDIYやりながら活躍してる女性アーティストだったのだろうと思います。
しかしながら、クリスティーナ・アギレラというシンガーとその方向性は最高に食い合わせが悪いんですよね。
これをやりたいのであれば商業的な成功は諦めないと。

8.Vanity
"My girls"と同じく"Bionic"に収録されている曲です。クリスティーナ・アギレラ、クロード・ケリー、エスター・ディーン作。
エスター・ディーンさんは、リアーナの"Rude boy"や"S&M"、"What's my name?"なども手掛けたヒットメイカー。

9.Red hot kinda love
そして商業的に本格的に大失敗した"Lotus"からはこの曲。マックス・マーティンやシェルバックと組んだファースト・シングルも惨敗でした。
私は嫌いなアルバムじゃないですけど……。受けないのも分かります。単純に古い。でもこの曲はパーティっぽい楽しさがあって大好き。

10.Ginnie in a bottle
デビュー曲です。全米1位。年間チャートでも7位の大ヒット曲です。
ブリトニー・スピアーズの"...Baby one more time"もそうですけど、ロックミュージシャンから愛されている曲です。
どちらも単純に楽曲としての完成度がとても高いので愛されているのでしょう。マリリン・マンソン様もお好きだそうですよ。

10曲でも足りねぇな。本当はスペイン語の曲も入れたかったです。
あと、なんとなくソロでやってる曲だけを選んでいますが、"Lady marmalade"やリッキー・マーティンとのデュエット曲"Nobody wants to be lonely"も大好きです。
あと近いところだと"Say something"の控えめな感じも最高でした。

以上、やっぱりトップ10になっちゃったクリスティーナ・アギレラでした。