ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

マルーン5の好きな曲トップ5

ファレルと言えば、2014年~2016年まで、オーディション番組『ザ・ヴォイス』のジャッジもしていました。
その『ザ・ヴォイス』でシーズン1からジャッジをしてるのがマルーン5アダム・レヴィーンです。二人が番組で共演している縁で、
 
1. Makes me wonder
浮気して反省しないどころかお前のせいだと逆ギレするクソ野郎の歌、と見せかけて、これはブッシュ政権を批判する歌だそうです。
歌詞からすると、ブッシュ政権視点の歌のようですね。つまりブッシュ政権=「浮気して反省しないどころかお前のせいだと逆ギレするクソ野郎」ってことか。いやはや。まぁ、嘘をついてイラク戦争を始めたわけですからね。イラクにも付け込まれる部分はあったにせよ。
“It won’t be soon before long” からのシングルで、マルーン5としては初の全米1位を記録しました。
 
2. Harder to breathe
マルーン5のデビュー・シングルで、全米最高18位を記録した曲。デビュー・アルバムの "Songs about Jane" に収録されています。この曲は『ザ・タイムズ』に「ゼッペリンっぽい」と書かれたそうです。……そうか
失恋から立ち直ることがテーマ、だそうですが、今のところ息ができないくらい苦しい模様です。
 
3. This love
マルーン5の名前を一躍広めた曲。こちらも "Songs about Jane" からのシングルで、全米最高5位を記録しました。最高位は5位でしたが、年間チャートでは第4位と大健闘。年間チャートでトップ5位内に入る曲というのは大抵の場合週間チャートでは1位を記録しているので、どれだけ長い期間この曲が愛されたのかがよくわかります。
この曲は日本でも大ヒットし、あっちこっちで聞きました。
 
4. Help me out feat. Julia Michaels
最新アルバム "Red pill blues" に収録されている曲で、今のところシングルにはなっていません。ただ、ここのところのマルーン5の歌の中では一番好きです。ジャスティン・ビーバーの "Sorry" などのソングライター、ジュリア・マイケルズちゃんと組んでいます。 
 
5. Moves like Jagger feat. Chritina Aguilera
『ザ・ヴォイス』出演効果で一番レコードの売り上げに直結したのはマルーン5ではないでしょうか。アダムと一緒にジャッジをしているクリスティーナ・アギレラをフィーチャーしたこの曲で、2曲目の全米1位を記録しました。ただ、この辺から先、マルーン5はそれまでの音楽とは違う方向に進んでいったような気がします。よく言えばまろやかになり、悪く言えば商業化の一途をたどったというか……商業化するのはいいのですが、
ここで言う「ジャガー」は、生き物や自動車の Jaguar(イギリス英語だとジャギュアアメリカ英語だとジャグア)ではなく、ローリング・ストーンズミック・ジャガーのことです。ノリが良くて大好きな曲です。
この歌の主人公は「僕はジャガーみたいに動いてやるよ」と言っていますが、ミック・ジャガーほどセクシーな人間がそうそういるとは思えません。最近はさすがにおじいちゃんですけど、60代中頃に当時27歳でまだ細くてピチピチでセクシーだったクリスティーナ・アギレラと並んでも何ら遜色ありませんでしたから。