ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

2013年グラミー賞授賞式 ネタバレ感想

まずはグラミー賞の公式サイトのアドレスをば。
 
 
いやー、主要4部門、バラけましたね。去年みたいにアデルが独占! みたいのも圧倒的でいいですが、個人的には今年みたいにバラけた方が面白いと思います。
 
年間最優秀新人賞はファン.
年間最優秀楽曲賞もファン.feat.ジャネル・モネイ "WE ARE YOUNG"
年間最優秀レコード賞はゴティエfeat.キンブラ "SOMEBODY THAT I USED TO KNOW"
年間最優秀アルバム賞はマムフォード・アンド・サンズ "BABEL"
 
とゆう結果でした。2年連続でイギリスのアルバムが受賞しましたね。
 
ショウのなかではブルーノ・マーズ、スティング、リアーナ、ダミアン&ジギーのマーリーズによる、ボブ・マーリートリビュートが楽しかったです。ブルーノ・マーズさんの "LOCKED OUT IF HEAVEN" は80年代っぽいな~とずっと思っていたのですが、そのおかげ(?)か、スティングが歌ってもとってもハマっていました。そんでリアーナはお姫様みたいな綺麗さでしたね! 髪型もメイクも完璧。
あとね~ブラック・キーズとDr.ジョンのパフォーマンスもめっちゃカッコよかったです! "LONELY BOYS" のあのバージョン欲しいわ。ジャック・ホワイトもカッコよかったですね~あれぞライブ・パフォーマンスの醍醐味ですな。
 
司会のLLクールJが番組に寄せられたツイートをいくつか抜粋して読んでいたのですが、「さっきエド・シーランと "THE A TEAM" を歌っていた人は誰ですか?」には笑いました。サー・エルトン・ジョンです。本気のツイートだとしたら中学生か高校生くらいの子なんですかね? 若い子にはそりゃ、エド・シーランの方が身近だよね。かわいいわ~
 
式では発表されなかった(あるいは日本では放送されなかった?)賞を色々見ていくとほぉ~と思うものがたくさん。最優秀スポークン・ワードアルバム賞にノミネートされてるエレン・デジェネレスの作品のタイトル "SERIOUSLY...I'M KIDDING" 。おもろ。コメディ・アルバム賞はジミー・ファロンが受賞。いつ、どの曲でやってたのか全く覚えてないんですけど、なんかすごくヒットした曲をオフィス用品のみで演奏してるのを観たことがありますが、アレかな? 候補者の中には『私はラブ・リーガル』のテリーことマーガレット・チョウさんの名前もあります。
 
クラブ・エレクトロ系の賞はスクリレックスがかなり持って行きましたね。
 
あと、グラミーは売れてるわけじゃない人もノミネートされたりするわけですが、メタル系のノミニー達はみんな大御所ですね。受賞したヘイルストームは知らない(すみません)んですが、アンスラックスアイアン・メイデン、ラム・オブ・ゴッド、マリリン・マンソンメガデス。私でも知ってるような人ばっか。意外と狭き門ってことかな。
 
とにかく、あんまり予定調和じゃなくて面白い授賞式でした。
ここ数年グラミーもオスカーも順当にいきすぎてて面白みに欠けていたので、見てて楽しかったです。
ただ、滝川クリステルさんとジョン・カビラさんのパートが長い上に本当に面白くないので、アレ、なくしてくれないかなぁ? 滝川さんとカビラさんには申し訳ないけど……せめてもうちょっと気の利いたことを話させてあげてよ。あれならセット・チェンジしてる舞台観てる方がまだ楽しいよ。