ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

SPACED 俺たちルームシェアリング 第一話感想

いや~ついに買っちゃいましたよ、『SPACED』。
 
めっちゃ面白いので毎日1話ずつ観てます。
 
ダイナーで相席をして偶然知り合ったティム(サイモン・ペグ)とデイジージェシカ・スティーヴンソン)が、「カップル限定」の部屋を借りるために偽装カップルとなるお話です。その他の主なキャラクターは、癖のある大家のマーシャや売れない画家のブライアン、ティムの親友のマイク(ニック・フロスト。細い!)とデイジーの親友のツイストです。
 
私の知識ではとても追いつかないくらいのオマージュが散りばめられていますが、「オマージュ早わかり字幕」なる親切なものが付いているので、チェックが可能です。ちなみに第一話で私が一番興奮したのは『グリーン・カード』へのオマージュでした。写真まで忠実に再現していて最高です。私あの映画メッチャ好きなんですよ。特にラストシーンのジェラール・ドパルデューの表情のせいで、若き日のジェラール探しの旅に随分とおカネと時間を使わされました。
 
数々のオマージュやパロディも面白いでのすが、個人的に一番ヒットなのはジェシカ・スティーヴンソンさん(本名に改名したので今はジェシカ・ハインズさん)扮する主人公のデイジー・スタイナーちゃんです。
このデイジーってキャラクターは一歩間違えると「ただウザいだけの存在」になってしまうのに、とにかく可愛いんですよ。私の中での立ち位置は『リーグ・オブ・ジェントルメン』の代表的キャラクターであるタブスに似てます。
「ウザいはずなのに超キュート」なデイジーたんにとにかく夢中です。彼女を可愛く見せてるのは、脚本の力もあるだろうけど、ジェシカ・ハインズさんの演技力の賜物だと思います。