ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

もしもうちの壁にバンクシーが落書きをしたら

バンクシーの絵かも!?

小池百合子知事がはしゃいだツイートをして批判されてましたが。
で、結構な人が「バンクシーだろうがなんだろうが落書きは落書きなんだから消せ!」と言っているわけですが。
もしもバンクシーが彼らの家の壁に作品を残したら、彼らは本当に消してしまうんだろうか? と思います。本物だと鑑定されれば、の話ですけど、売ったら確実に高値がつく作品ですよ。それ、消せる? もしも大作だった場合(そして他の場所でも良く見られる作品じゃなかった場合)、美術コレクターのお金持ちが家ごと高値で買ってくれるような話だと思うんだけどね。でかい作品なら普通に億単位で値段がつくからね。私なら確実に家ごとオークションに出品するわ。塀に書かれたなら塀だけ出品。
公共施設への落書きだった場合もしかり。お金になるよ。多少は財政も潤うよ。

とか言うと、まじめな方々に怒られるんだろうか。

まぁバンクシー本人は消させることに対して特になんとも思っていないだろうし、高額で落札されることだってなんとも思ってないだろうし、行政やら何やらが何をしたってゲラゲラ笑ってるだけなんだろうけど。

ただまぁ、シュレッダー事件くらいしかバンクシーのことを知らない人には、パレスチナで彼が何をやってるかって話とかを知ってほしい気はしますけどね。

あと、バンクシーが監督した『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』って映画は普通に面白いからみんな観てみて!