ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

UK版『シェイムレス』 / イギリスの役者ってやっぱとんでもねぇ!

今回はちょっと画像が重いかもです。プラス、『シェイムレスUSA』の番外編みたいな感じです。
 
http://m.gmgrd.co.uk/res/698.$plit/C_71_article_1184997_image_list_image_list_item_0_image.jpg?03%2F12%2F2009%2016%3A58%3A23%3A810今日本で放送されているアメリカ版ではなく、オリジナルのUK版のフランク・ギャラガーは
こんなビジュアルです。
アメリカ版よりも明らかに悪そうで、可愛げもないです。ダメ人間そうな感じ。
 
アメリカ版のフランクはこれ妙な可愛らしさがある(と思う)。
 
んで、イギリス版のフランクをやってるデヴィッド・スレルフォールさんのことをIMDbで調べてみたら『ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン』に出演してると書いてあったので、DVDでチェックしてみました。あんな人いたっけ?? と首をかしげながら……。そしたらいましたよ! なんとこんなビジュアルで。
 
べ、別人……!! 弁護士の役です。この人がフランクだなんて思いもしなかったよ~見当違いのスノッブ野郎にちゃんと見えましたもん。髪型や服装のせいだけではないと思いまふ。
この弁護士、服装が笑えるとゆうのか、「このタイプの人間が着てそうな服」に関する共通認識が日本人とイギリス人の間にあるんじゃないかと思えるくらい「それっぽい」格好です。ピンク色のボタンダウンのシャツと肩に掛けたカーディガンにチノパンって! 日本では「テレビ局のプロデューサー」みたいな役の人がよく着てますよね。勝手なイメージですが。どっちにしろ、高学歴かつ高給取りの人間(ってイメージ)の職業です。
 
逆にこの映画では「男臭い・教養なさそう・ガサツ」な役をやっていてそんな感じの人にしか見えないパディ・コンシダイン
が、『ブリッツ()』では「ゲイ・エリート・繊細」な役をやっていて、こっちもホントにそんな感じの人にしか見えない演技を披露してくれています(ついでにエイダン・ギレンも映っちゃってますが気にしないで下さい)。
 
シックなスーツが似合うパディ様
 
 
 
パディ・コンシダインは、労働者階級の情けない系の人をやってることが多いように思うのですが、このエリート刑事役もバッチリハマってました。『スター』じゃなくて『俳優』なんだなぁと思います。