マイクロフトの「事情」はやはりMI6(英国情報局)ってことでしたね。
とはいえ、職員ではなく協力者というか、スパイの外部委託みたいな感じなのですね。
今回のお話は、マイクロフトのMI6のハンドラーであるシェリントンさんからの依頼でした。
MI6の元職員のウェストが強盗に殺害されたが、本当にただの強盗だったのか調べてほしいとのこと。
というのもウェストは死亡する直前に「MI6の存亡にかかわる重要な情報がある」とシェリントンさんにコンタクトを取っていたのでした。
今回のウェストからの連絡も同じようなクズ情報だと思っていたら殺されてしまったため、本当に重要な情報を持っていたのかもしれない、と。
捜査を続けていくうちにウェストさんの元奥さんに行き当たり、彼女からウェストが握っていた「情報」が、MI6内のモグラ(裏切者)の存在であることを教えてもらいます。
そしてシャーロックが突き止めたモグラはなんとマイクロフトでした……。
とはいえ、シャーロックもマイクロフトがそこまでの悪人だとは思っておらず、「お前、ハメられて殺人とモグラの濡れ衣着せられてるぞ」と言いに行ったところで今回は終わりでした。
無事に助けられたジョーンですが、謝罪に来たマイクロフトを思いっきり拒絶します。
でも、分からんでもないです。
「事情があったとはいえ、あれだけ秘密を完璧に隠し通せる人とは一緒にいても安らげない」
確かにそうですよね。嘘つかれてても分からないわけですから。それがマイクロフトなりの人を守る方法だったとはいえ。
ただ、その後ウェストの元妻から、マイクロフトがMI6に協力せざるを得なかった事情を聞いて考えを改めます。薬中最盛期だった時代にシャーロックがよく考えずにテロリストに協力してしまったらしく、それをもみ消すためにやむなくMI6の為に働いているのでした。そしてジョーンからキスしてのベッド・イン。二人は付き合うことになりそうな雰囲気……。
そこでシャーロックが「お前ハメられてるぞ」と言いに来るわけですが。