ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

エレメンタリー シーズン2 第13話『ギャング・オブ・ニューヨーク』ネタバレ感想

マーカス・ベル刑事がほぼ主人公の回でした。マーカスは人気キャラなのでしょうな。私もマーカスは好きなキャラクターです。

撃たれたことが原因で銃を撃てなくなり、マーカスは殺人課でのデスクワークを余儀なくされていました。そんなときにダシルヴァ本部長補佐率いる情報分析課に引き抜かれ、形は変わりましたが現場に出る仕事に戻りました。
そしてその第一回目の現場でまさかの死体発見……。見つかったのはパジェロ・ファミリーというギャングの2代目、「ハンサム・ボビー」でした。ハンサム・ボビーは20年近く前に敵対するファミリーとのトラブル以降姿を消していたので、ギャング同士の抗争として捜査は進むのですが……。


『ネタバレ感想』なので言っちゃいます。





ダシルヴァ本部長補佐はパジェロ・ファミリーのスパイで(汚職警官なのではなく、そもそもスパイとして警察に送り込まれた)、ずっと事件の揉み消しを行っていたのです。が、うっかり警察官としての才能を持っていたが故に本部長補佐(多分警察署内のナンバー3)にまで上り詰めてしまい、退職まであと一年、このまま警察官として引退して余生を過ごしたいと思っていました。
が、ハンサム・ボビーのせいでその希望が危うくなったため、ぶち殺してマフィアの抗争っぽく見せましたよ、というお話でした。

マーカスが情報分析の方に行ってしまったことが気に入らないシャーロックはあの手この手で殺人課に呼び戻そうとします。
「右手が動かないから戻れないんだよ!」
と言うマーカスに、2年までは薬物依存でボロボロだったことを告白するシャーロック。人はどうにでもなれる、と言うことを伝えたかったようですが、これを告白するなんてよっぽどマーカスのこと好きなのね。


さて、ダシルヴァ本部長補佐がマフィアの手先だと気づいたシャーロックはマーカスにそのことを伝えますが、ダシルヴァ本部長補佐に拾ってもらったマーカスは「そんなはずはない!」と最初はシャーロックの意見を受け入れませんでした。

が、シャーロックに怒ってはいても能力は信じているのでしょう。マーカスは「シャーロックが疑ってるから気を付けてくだせぇ!」とダシルヴァ本部長補佐に告げ口する振りをしてカマをかけ、本部長補佐の反応を見ます。

で、結局クロだった本部長補佐。パジェロ・ファミリーのボスを殺しに行ったところであえなく逮捕となったのでした。

マーカスは自信を取り戻して無事に殺人課に戻り、シャーロックとも少しは関係が改善したのかな、って感じのお話でした。
すぐに仲直りしないところがよいですね~