ちょっと節穴 / A little bit blind

ドラマや映画、音楽について書いてます。時々本も。A blog about dramas, movies, and music. Sometimes books.

『天国と地獄』第7話 ネタバレ考察バージョン③ もうちょい複雑編

きのう書いていて出てきてしまったこの部分を少し掘り下げてみようと思います。

↓この部分。

 

・あとこの説でもまだ「究極の愛」が何なのかよく分からない。

・ミスターXがいなくても成立してしまう?

→どんでん返し的なことを考えるなら、東も日高も誰も殺してない。ミスターX(=十和田)が全部一人でやってる。で、東と日高はお互いに相手が殺してると思っててお互いを守ろうとしている。

これだとちょっと「究極の愛」っぽいかな。

 

↑ここまで

 

ただこれだと第6話で湯浅(東)とおぼしき人物が久米家の前に日高がいるのを見て立ち去ることへの説明がつかないんだよな~

 

と言うわけでこちらは一旦脇に置いておいて(置くんかい)、ミスターXについて考えてみようと思います。

 

ミスターXこと十和田は本当は死んでいない(つまり死体はフェイク)もしくは八巻の中に入っている説

十和田は死後3ヶ月たってから発見されたっぽいので顔が判別できたかどうかは怪しいし、家族とも疎遠だったということは身元確認が怪しいのでは?

とは言え、普通に歯形とかで分かるだろうしどちらかというと八巻の中身が十和田のような気がしています。そして本物の八巻は残念ながら十和田として死亡。

不動産さんに十和田が自殺したと伝えた警官も八巻(中身十和田)?

 

 

なぜ八巻を怪しいと思うか

 

・「味覚が体に引っ張られる」という話を日高にした

十和田は双極性障害を患っていたことが死体検案書に記載されていました。これ、わざわざ出してきたということは何か必要のある描写なんだと思います。数年前に自殺しただけのキャラにそんな設定をつける必要はない。

今のところキャラクターとして双極性障害のありそうな人物はいません。八巻にも当然双極性障害を思わせるような特性はありませんが、それが「体に引っ張られた状態」だとしたら辻褄は合います(双極性障害は脳の病気 ←一応ちゃんとした病院のサイトのリンクをば)。

八巻として生きることになったら病気がなくなっていた実体験から来る話なのでは?

 

・リストの人物は名前に数字が入っているとか言い出したりシヤカナローの花の伝説が奄美にあることを見つけてきた

ポンコツなのにこんなこと思い付くだろうか? 八巻のポンコツぶりと言えば

 

手袋の左右を間違えてすり替えた

九十九への情報漏洩

警官なのにすげぇビビり

 

など諸々ありますが、なんつーか要所要所でミスリードしたり捜査妨害しているというか。引っ掻き回して面白がっている可能性も。

 

・十和田の自殺後に殺人が始まっている?

さらに十和田が自殺したのが推定2018年の11月。ドラマ中の年がいつかは分かりませんが普通にコロナ禍っぽいので2021年現在と仮定。2018年11月は年だけ見れば3年前。3年前と言えば神奈川で最初の殺人があった年。

例えば最初の殺人だけ十和田が実行して、ここ最近の3件は病気で余命幾ばくもないことを知った湯浅師匠(中身日高)が十和田の指示を受けて実行している?

十和田が八巻の中に入っていて湯浅師匠に殺人の指示を出しているとしたら、久米家の前で師匠っぽい人物が引き返したのは日高のみならず十和田もいたからでは?

 

 

きょうも妄想がはかどりました!

ちなみに私が深読みしてめんどくさい説を考えれば考えるほど見当違いの方向にいっている気がするのでこれはもうただの私のお遊びです(と、外れたときの予防線を張っておきます)。

 

さて、あしたは朔也・陽斗兄弟とそのお母さんと奄美についてめんどくさい考察をしようと思います。

特に気になってるのが


・日高は五木さんに「東朔也と一緒に奄美に行く」と言ってるっぽいのに奄美では誰かと一緒にいたわけではなさそう

・日高が訪れた集落とお母さんには関係があるのか


の2点です。

さて、どんな方向に考えが行くかな。


ではまた!